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ブログ 聖学院大学(人間福祉学科)

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「第2回全国ピアスタッフの集い(2013/12/14)」が、福祉新聞に掲載されました[聖学院 On-line Information]

投稿日時:2014/01/28(火) 10:30


精神に障害があり、同じような障害のある人に仕事としてかかわるのが「ピアスタッフ」。
 

全国からピアスタッフが集まり、日本のピアスタッフの現状と今後について考える「第2回全国ピアスタッフの集い」が2013年12月14日、15日、聖学院大学で行われ、その時の様子が2014年1月6日付、福祉新聞で紹介されました。


集会の実行委員会事務局を務めるのは、人間福祉学部人間福祉学科教授の相川章子先生。
相川先生は、職場内での呼ばれ方は「ピアサポーター」より「ピアスタッフ」の方が多いこと、仕事内容は相談や事務が多いと述べ、「アメリカでは新たな職種として活躍しているが、日本では職場で孤立しがちだ」と紙面の中で語っています。

 




当日の集会には、人間福祉学科の学生、また聖学院大学大学院人間福祉学研究科の学生が実行委員として参加しました。




 

>>福祉新聞ホームページは こちら
 

>>「第2回全国ピアスタッフの集い」ホームページは こちら

>>人間福祉学部学部人間福祉学科ホームページは こちら

>>聖学院大学大学院人間福祉学研究科ホームページは こちら

【報告】7/24 人間福祉学科AH「バリアフリー社会の実現に向けて ~企画バリアフリーマップ班」[聖学院 On-line Information]

投稿日時:2013/08/15(木) 10:30

 7月24日(水)の人間福祉学科AHでは、「バリアフリー社会の実現に向けて ~企画バリアフリーマップ班」として学生の発表が行われました。
 
今回の企画は、「ボランティア福祉論」を担当されている川田虎雄先生の授業を受けた学生たちが、本学のバリアフリーの状況調査の報告をしてくれました。
内容が興味深いものであったため、多くの学生が参加しました。
 
内容は、まず大学内にあるバリアがどのくらいあるのか、を具体的な個所をあげながら報告してくれました。また、ただ報告をしてくれただけではなく、バリアマン、バリレンジャーと着ぐるみを利用した演劇方式で、聞きに来ている学生を楽しませながら、分かりやすく伝えてくれました。
 









バリアマンとバリレンジャー
 
次に、本学における具体的なバリアについて報告してくれました。具体的には次のところです。
①食堂:番号で呼ばれるので自分が注文したものがいつ出てくるかが分かりにくい
②7号館の前:車通りが激しい場所だが、車の存在に気づきにくい
③放送:緊急の連絡が入っても聴覚障害者には聞こえない
④教会:説教や聖歌が聞こえない
⑤授業:ノートテーカーの制度があるが、予算的な問題で制限がある
 

その後、本学にあるバリアの解消方法の提案をグループに分かれて検討し、報告してもらいました。










グループワークの様子
 
各グループ及び企画者から出たバリアの改善策の概要
①食堂:番号札方式にする、バリアフリーのエリアを作る
②7号館の前:駐車場を別の場所に移す、警報ランプをつける、車道と歩道を明確にする等が出されました。
③放送:非常事態の場合は警報ランプをつける、
④教会:説教の要点が書かれた紙を配布する、電子機器を利用する(プロジェクター、パワーポイント)、他の学生が付添い内容を伝える
⑤授業:障がいがある人がいる場合、周りにいる人が配慮する等する、何がバリアになっているのかを意識すること、教員へ配慮してもらえるように働きかける(板書を多くする等)
 
障がいがある人がより社会に参加するためにはバリアの解消が不可欠です。そのような視点を具体的に学ぶことができる非常に有意義な時間となりました。


>>人間福祉学科HPは こちら

【報告】7/17 人間福祉学科AH「キャリアガイダンス―先輩を招いて―」[聖学院 On-line Information]

投稿日時:2013/08/15(木) 10:08

 7月17日(水)、人間福祉学科AHは、一般企業や福祉施設の介護職として働いておられる3人の先輩をお招きして「キャリアガイダンス―先輩を招いて―」を行いました。


 
6月19日(水)のアセンブリアワーで行われた「社会福祉士・精神保健福祉士ってなあに?」に続き、社会で活躍する先輩方を招いたキャリアガイダンスが行われました。

本学の人間福祉学科は、全員が社会福祉士、精神保健福祉士を取得し、福祉専門職を目指すのでなく、福祉の心を身につけ、それを一般企業で活かす多様な人材の育成にも力を入れています。今回のキャリアガイダンスにお招きしたのは、そんな一般企業や福祉施設の介護職として活躍する3人の先輩たちです。
栃木セキスイハイム(株) 富田敦史氏
医療生協さいたま生活協同組合 老人保健施設みぬま 中村晋平氏
(株)栗原医療器機店首都圏エリア営業 高橋典子氏
 

先輩方から、仕事の内容ややりがいについて、新人研修について、仕事をする上で大切にしていること、就職活動のポイントなど、とても実践的で役に立つアドバイスをいただきました。
先輩の仕事は営業職や介護職など様々でしたが、そのお話からは次のような共通点を見いだすことができました。
福祉の授業で学んだ「受容・共感・傾聴」はどんな仕事でも大切。相手の求めているものを理解する、そのためにコミュニケーションをとる。相手の求めていることや潜在的に必要なことを見極めることに仕事の醍醐味があり、やりがいがある。
そして最後に先輩方から、「大学生は自分のために時間が使える時期。自分に何が必要かを考え、とにかく様々な経験をしてみること。」とのアドバイスをいただきました。

 
ほんの一部ですが、参加した在校生からは次のような感想が聞かれました。
 ・ これまで「福祉職」に就いた先輩方からのお話が多かったので、一般職の先輩方からのお話は大変参考になりました。
 ・ 営業のイメージが変わりました。就職活動の大切さを再確認できた。
 ・ ノルマの話や研修の話、大切にしていること等それぞれの話から重要な話が聞けて本当によかったです。まず素晴らしいと思ったのは質問を受けてすぐに自分の言葉で説明できることです。
 ・ 相手の求めていることをすぐに感じ取って発言するというスキルを身につけたいと思いました。また今自分は何をすべきなのか明確になり、わからなかった事も理解できたので本当に参加してよかったです。
 ・ 今の自分が何をすればいいのか、これから何をすればいいのかを知るきっかけとなりました。


>>人間福祉学科HPは こちら

>>6/19AH「社会福祉士・精神保健福祉士ってなあに?」報告は こちら


【報告】6/19 人間福祉学科AH「社会福祉士・精神保健福祉士って何?」[聖学院 On-line Information]

投稿日時:2013/08/15(木) 09:50

 6月19日(水)人間福祉学科AHは4名の卒業生の方による「社会福祉士・精神保健福祉士って何?」という題で行われました。

 
本年度も例年と同様に満席となり、本規格に対する学生の関心の高さが伺えました。

今回は、鳥居淑恵さん(社会福祉士、精神保健福祉士)、山谷謙介さん(社会福祉士)、日向弘樹さん(精神保健福祉士)、青木萌さん(精神保健福祉士)の4名の卒業生にシンポジストとして登壇をお願いしました。
 
2名の在学生の司会により質問形式の座談会として進められました。
質問の内容は、主として①社会福祉士、精神保健福祉士をめざすきっかけ、②国家試験の勉強開始時期、③就職活動の開始時期、④現在の仕事内容、についてでした。

①の社会福祉士、精神保健福祉士を目指すきっかけについてついては
  • 「初めのうちは社会福祉士という資格がどういう仕事に結びつく仕事かが良くわからなかったが、授業や実習を通じて幅広く相談に対応していくことが分かり、魅力を感じ取得をすることとした」
  • 「大学2年の時進路に悩んでいた時にたまたま現在の職種に関する本を読んで興味を持った」
  • 「元々高校生の時から福祉を勉強していたのがきっかけだったが、その後勉強していくうちに「精神」というキーワードに興味を持ち精神保健福祉士取得を志した」
  • 「大学入学時には漠然と資格が取れたら、と考えていたが勉強していくうちに精神保健福祉士資格に興味を持った」
と、それぞれが「資格を取得しよう!」と決意したきっかけの具体的な内容について伺うことができました。
 
国家試験勉強の開始時期については、
  • 「本腰を入れたのは3年次の10月。国家試験対策の授業は欠かさず出席した。過去問は全部暗記するくらい勉強した。みんなで一緒に勉強したのが大学の一番の思い出」
  • 「4年次8月。それまでは、実習、就職活動があったため。テキストと1問1答、福祉小六法を使った。また模擬試験を活用した。学生の間に絶対取得したいという気持ちが必要。」
  • 「4年の夏休みくらいから本格的に始めた。問題集をひたすらやり続けた」
と、勉強を開始すべき時期の目安、並びに勉強の方法も提示され、特に今年度試験を控えている4年生、またいよいよ本格的に勉強をし始める3年生には大変役に立つ情報をいただくことが出来ました。
 
就職活動の開始時期等については、
  • 「就活はキャリアサポートセンターの先生方に助言をもらいながら進めた」
  • 「3年の7月くらいから就活を始めた。将来的には医療ソーシャルワーカーになりたいと思っていたので、まずは現場を知りたいと思い介護職に就いた」
  • 「本格的に動き出したのが4年の夏過ぎ」                          
  • 「国家試験に集中して勉強していたため合格するまで就活はしないと決めていたので、合格した後に就職活動を開始」
 
最後に、それぞれ具体的仕事内容について語られ、具体的な仕事内容を知ることが出来ました。
 
どの質問に対しても分かりやすく説明していただいたため、社会福祉士、精神保健福祉士資格についての在校生の理解が大変深まりました。



>>人間福祉学科HPは こちら

【報告】2013/7/3 人間福祉学科AH 北欧福祉研修報告会[聖学院 On-line Information]

投稿日時:2013/07/08(月) 18:05

2013年7月3日(水)アセンブリアワー 北欧福祉研修報告会

2012年度北欧福祉研修(2013年3月3日~10日)
フィンランド、エストニア、スウェーデン訪問


             
                           発表の様子

7月3日(水)、アセンブリアワーで北欧福祉研修の報告会が行われました。
この研修は、福祉についてより広い見識を得るため、福祉先進国である北欧4カ国の中から毎年違った訪問先を選び、福祉施設などを見学するものです。
研修に参加した人間福祉学科の学生と同行した助川先生より、写真を交えつつ報告がなされました。


  
      発表する学生たち          思い出の写真をデザインしたパネルを披露


今回の研修では、小学校、知的障がい者施設、高齢者施設、小児病院、母子センターなどの教育、医療、福祉施設のほか、図書館や地下鉄アート、アラビア陶器、森の墓地(世界遺産)など、建築やアートの美しさ、また自然と一体となった暮らしにも触れることができました。

             
           タリンで買ったセーターと、フィンランドの「マリメッコ」のナプキン

海外旅行が初めての学生も多く、行くまでは食事や寒さなど心配なことも多かったとのことですが、

「食べ物は何でも美味しかった。何と言ってもバターとパンが最高。」
「マイナス13度の世界をはじめて体験。でも興奮していて寒いとは思わなかった。」
「街全体がとにかくおしゃれ。それはこころのゆとりからくるのではないか。」
「カジノの全収入が福祉に使われていたのには感心した」
「車いすの人でも使いやすい暖炉があったり、建築や道具などがひとりひとりのために考えてつくられていた。」
「個人旅行では見ることができない福祉施設を見学できるというので、勇気を持って行ったが、本当に良かった。」

などの感想を聞くことができました。

             
                 添乗員の方と一緒に集合写真をパチリ!

豪華客船シリアラインでタイタニックのポーズに挑戦した、ホストファミリーのお家でお誕生会を行ったこと、ヘルシンキやストックホルムでショッピングを楽しんだことなど、とにかく楽しい研修だったということが伝わってきました。



【参考】
>>人間福祉学科HPはこちらから

>>昨年の報告はこちら
2012/07/04人間福祉学科 北欧福祉研修報告会

 

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