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聖学院 On-line Information

【報告】7/24 人間福祉学科AH「バリアフリー社会の実現に向けて ~企画バリアフリーマップ班」 [聖学院大学(人間福祉学科)]

投稿日時:2013/08/15(木) 10:30

 7月24日(水)の人間福祉学科AHでは、「バリアフリー社会の実現に向けて ~企画バリアフリーマップ班」として学生の発表が行われました。
 
今回の企画は、「ボランティア福祉論」を担当されている川田虎雄先生の授業を受けた学生たちが、本学のバリアフリーの状況調査の報告をしてくれました。
内容が興味深いものであったため、多くの学生が参加しました。
 
内容は、まず大学内にあるバリアがどのくらいあるのか、を具体的な個所をあげながら報告してくれました。また、ただ報告をしてくれただけではなく、バリアマン、バリレンジャーと着ぐるみを利用した演劇方式で、聞きに来ている学生を楽しませながら、分かりやすく伝えてくれました。
 









バリアマンとバリレンジャー
 
次に、本学における具体的なバリアについて報告してくれました。具体的には次のところです。
①食堂:番号で呼ばれるので自分が注文したものがいつ出てくるかが分かりにくい
②7号館の前:車通りが激しい場所だが、車の存在に気づきにくい
③放送:緊急の連絡が入っても聴覚障害者には聞こえない
④教会:説教や聖歌が聞こえない
⑤授業:ノートテーカーの制度があるが、予算的な問題で制限がある
 

その後、本学にあるバリアの解消方法の提案をグループに分かれて検討し、報告してもらいました。










グループワークの様子
 
各グループ及び企画者から出たバリアの改善策の概要
①食堂:番号札方式にする、バリアフリーのエリアを作る
②7号館の前:駐車場を別の場所に移す、警報ランプをつける、車道と歩道を明確にする等が出されました。
③放送:非常事態の場合は警報ランプをつける、
④教会:説教の要点が書かれた紙を配布する、電子機器を利用する(プロジェクター、パワーポイント)、他の学生が付添い内容を伝える
⑤授業:障がいがある人がいる場合、周りにいる人が配慮する等する、何がバリアになっているのかを意識すること、教員へ配慮してもらえるように働きかける(板書を多くする等)
 
障がいがある人がより社会に参加するためにはバリアの解消が不可欠です。そのような視点を具体的に学ぶことができる非常に有意義な時間となりました。


>>人間福祉学科HPは こちら

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