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ブログ 聖学院大学(児童学科)
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5/24 児童学科海外研修 オーストラリア大使館でプレゼンテーション[聖学院 On-line Information]
投稿日時:2010/06/14(月) 13:12
5月24日(月)、オーストラリアにて児童学科海外研修を行ったメンバーが「オーストラリアにおける語学研修プログラムご紹介セミナー&ネットワーキングイベント」において研修の様子をパワーポイントを使ってプレゼンテーションをしました。
オーストラリアにて海外研修に参加した学生たち 現地の教育を体験する学生たち
オーストラリア大使館主催によるこの講演会で、研修に参加した児童学科の学生は約25分間のプレゼンテーションを行いました。
プレゼンテーションでは、従来の語学留学に加えて児童学科独自のプログラムとして、オーストラリアの教育活動、子どもとの関わりに必要な英会話力、小学校でのプレゼンテーションや現場に入っての実習など豊富な内容が語られました。
最後に学生たちは「現地の先生方の経験と知識の豊富さに驚嘆」、「日本とは異なる授業スタイルが新鮮だった」、「教材が分かりやすく、役立つものばかりだった」などといった研修の感想を述べ、プレゼンテーションは好評を博しました。
2009/12/16 児童学科主催 教員採用試験体験報告会[聖学院 On-line Information]
投稿日時:2009/12/18(金) 09:45
2009年12月16日(水)、アセンブリーアワーの時間に小・中学校の教員採用試験を受験した卒業生3名を招いて、教員採用試験の体験報告会が行われました。
教員採用試験を受験した3名の卒業生 在校生に自身の体験談を語る卒業生
3名の卒業生はそれぞれ、児童学科、欧米文化学科、コミュニティ政策学科に在籍していました。報告会では主に受験対策や、どういった心持ちで試験に臨めばいいかといった具体的な内容が話されました。
また話の中では、ボランティアや教育実習でお世話になった現役の教員からアドバイスや、面接の練習をしてもらったという体験談など、これから教員採用試験を受験しようと考える学生たちにとっては大変参考になったのではないでしょうか。
10/7児童学科AH報告「重い障害がある子どもとのコミュニケーション」[聖学院 On-line Information]
投稿日時:2009/10/13(火) 11:14
10月7日(水)アセンブリー・アワーの時間に7401教室において、「重い障害がある子どもとのコミュニケーション」について講演会が行われました。
講師は、国立大学法人宇都宮大学教育学部で特別支援教育講座を担当されている岡澤 慎一先生。
先生は、重症心身障害児施設で出会ったNさんとの6年間の係わりを通して、人と人と係わるにはまず、「自分自身が変らないといけない」ということを語ってくださいました。
先生は、大学院1年生の時に、初めてこのNさんに出会いました。そして、食事介助で自らスプーンを持てないNさんに対して行った介助は、スプーンを持たせて食べさせること。すると、Nさんは、食べるとすぐにスプーンを放して、体を揺すったり、頭を突くなどの行動を起こし、食べるのを促しても拒否してしまったそうです。
どう係わっていったらよいか悩んでいる時に、先生が出会ったのが「相互障害状況」と「相互補正」という考え方。相手を変える前に、係わり手の変化が必要、自分自身を問い直していくことが大切ということでした。
そこで、先生は、まずNさんの視線の動きを見てみることにしました。Nさんの視線の先にあるもの(食べ物)を食べるように促してみる。そういう係わりを繰り返していくうちに、Nさんの視線がはっきりしてきて、さらには食べ物、食器に手を伸ばすようになり、また、ごはんをおにぎりにすると自らつかんで食べるようになったそうです。そういったNさん自身から食事に対して能動的、主体的に取り組むようになった頃には、頭を突いたり、体を揺するような行動もなくなっていました。
先生は、「かかわり」という言葉を「人と人とがかかわる」という意味で敢えて「人偏」を使った「係わり」という表現をされています。
そして、この重い障害を持ったNさんとの6年間の係わりで経験したことを「子ども」と接することについても、次のように語っておられました。
● 「こんなことができるはずはない」などといった思い込み、「全て理解している」と思っていたことは問い直していく必要がある。子どもの行動をしっかり見ていくことが大切。固定的な見方は、子どもの本来の行動を見えなくしている。正面からだけではなく、斜めから、また横から見ていくこと。
● 子どもの行動、一つ一つに意味があり、それらを考えていこうとする努力が大切。そして、その行動を叙述し、気持ちを代弁していくこと。それらを重ねていくことで、子どもの理解に近づいていくことができる。子どもがどんな思いでいるのか、思いを寄せることが大切。
● その人なりの「話し言葉」があり、表情の変化など様々なものを「言葉」として受信することが大切。その発する信号(自成信号)を読み取ることがコミュニケーションへとつながる。
● 係わり手が変っていけば、コミュニケーションは成立していく。
● 子どもとの係わりに対する自分自身の在り方を問い直していくことが大切。
<学生の感想より>
重症心身障害者の方の変化を段階を追って見ることができてラッキーだと思いました。一歩ずつできなかった事ができるようになり,“いい顔”をみせてもらえる。その喜びは係わりを持ち続けなければ,生れはしないものだと感じました。そしてあきらめず,向き合うことが,障害をもつ方との係わり合いを深くする第一歩なのだと感じました。とても大変な仕事だとは思う。正直に言って自分はどう係わったらいいかわからず,近づくこともできなかったはずです。しかし喜びを知り,自分が成長していく中で係わりをもつ相手も成長してくれたらそれはロマンチックなものになると感じました。貴重なお話をありがとうございました。(S.M)
人との係わり合いをもつには自分のあり方も考えなくてはいけないことを改めて感じました。障害をもつ人と係わる時に,その人が困っていたりするのはわかっていたが,その時,私たちのような係わる人も困っている時があり,それを相互障害状況ということははじめて知りました。私たちがすべてのことをしてあげるのではなく,障害をもつ人たちが自分からできることを増やしたり,拡がりをもてるような状況を作ることのほうが大事であることを学びました。コミュニケーションの手段に価値観の優劣がないという言葉にとても考えさせられました。(Y.M)
「障害」についての意識が大きく変わり,とても有意義な90分間でした。私は障害をもつ方に対し,全くかわいそうだという感情はありません。しかし,この考えは今まで漠然としたものでした。ですが,今回ではっきりしたのは係わり手が状況を読み,自らの在り方を問い行動することで相互輔生することができるということ,すなわち多くの人がかわいそうと感じる障害は,係わり手や周囲の状況と深く関係していて,それらがよい方向へ変ることで障害も軽減していくのだということです。
行動を単体として見てかわいそうと感じることは,とても表面的かつあさはかだと思います。すべては文脈の中の一つであって,私たちはその流れの中での立ち位置を意識していくことが大切なのだと岡澤先生の話から感じました。(T.Y)
児童学科、松本祐子先生の本が「夏の課題図書」に選ばれました。[聖学院 On-line Information]
投稿日時:2009/07/16(木) 15:34
「第55(2009年度)回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書―中学校の部」に
児童学科教員、松本祐子先生の「8分音符のプレリュード」(松本祐子作、佐竹 美保装画/小峰書店/1575円)という本が選ばれました。
【ストーリー紹介(一部)】
吹奏楽部でフルートを吹いている果南(かなみ)は、大会での入賞を目指して特訓中だ。ある日、1人の少女が転校してきた。
それは有名な天才ピアニスト・透子だった。透子が学校に慣れるまで、果南が面倒をみることになり...。
7/8児童学科AH報告「感染症について」[聖学院 On-line Information]
投稿日時:2009/07/13(月) 10:02
7月8日(水)アセンブリー・アワーの時間に7301教室において、児童学科3年生の学生を対象に「感染症について」の講演会が行われました。
講師は、本学で「小児保健実習」の授業を担当されている櫻井美和先生です。
保育実習に参加して、将来子どもと関わりあう職に就くことを希望している児童学科の学生達にとって、感染症の予防と対策について学ぶことはとても重要なことです。
子どもがかかりやすい感染症とその対策について、パワーポイントを使って具体例をあげながらわかりやすく説明してくださいました。
子どもたちの健康だけではなく、自分自身の健康のことも考えることが保育のプロに求められている、と学びました。
子どもは先生の真似をしながら、健康管理のよい習慣を身につけていくからです。
秋学期から始まる保育実習に必要な知識と心構えを教えていただきました。
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