聖学院大学 創立20周年記念 2008/10/8
2008/11/19 講演会 「湯浅誠、学生と語る『現代の貧困』」
[聖学院大学(政治経済学科)] 投稿日時:2008/10/08(水) 14:46
■場所 聖学院大学チャペル
■講演者
湯浅 誠
NPO法人自立生活サポートセンター・もやい事務局長、反貧困ネットワーク事務局長。1969年生。東京大大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学。1990年代より野宿者(ホームレス)支援に携わり、ワーキングプア・貧困・格差などの諸問題を現場から積極的に訴え続ける。主著に『反貧困』(岩波新書)、『貧困襲来』(山吹書店)、『本当に困った人のための生活保護申請マニュアル』(同文館出版)。『世界』『論座』『東洋経済』などに多数寄稿。
■講演概要
ワーキングプア、日雇い派遣、ネットカフェ難民、・・・今、「自己責任」という名の下に働いても苦しい生活を強いられ、希望さえ見失う現実が広がっている。若くして支援活動に身を投じ、実体験に基づく鋭い問題提起を行ってきた湯浅誠氏が、聖学院大学の学生と語り合う。貧困の現実を直視することから見えてくる、生きること、働くことの意味とは何か。誰もが人間らしく生きる社会を創るために、我々がすべきことは何か。
【入場無料・申込不要】
■講演会の報告記事はコチラ
【追記】2009.1.3
年越し派遣村は、湯浅誠氏が村長をされています。募金を受け付けています。
→詳しくはコチラ
2008/12/13 講演会「福祉のこころ」
[創立記念行事紹介] 投稿日時:2008/10/08(水) 14:35
■日時 12月13日(土) 13:30~16:00
■場所 聖学院大学教授会室
■講演者
「福祉教育における宗教の役割」
長谷川 匡俊(淑徳大学学長)
「横浜市寿町からの発信」
濱野 一郎(横須賀基督教社会館理事長)
■講演概要
昨年は、阿部志郎先生をお招きし、横須賀市田浦町在、横須賀基督教社会館(以下、社会館)に半生をささげられた先生の軌跡を伺い、「福祉の心」の中心に位置するものが「互酬」にあることを教えていただいた。また具体的な実践として、その理念を活かし、社会館は田浦町のために存在するのではなく、田浦町とその住民によって支えられ「共にある」存在であったことを知ることが出来た。
まさに阿部先生において福祉は「他者のために」ではなく、隣人を意識し、「共にある」(together with him 長谷川良信)という姿勢で一貫した奉仕の実践であった。
2008年度、第2回を企画するに当たって、「福祉の心」の涵養という大きな課題をいかにして実現化していくのか。福祉教育の理念を形成する上で、大きな役割を果たすのは宗教であるという課題を設定させていただき、長い間福祉教育に情熱を傾注された長谷川先生にご講演をいただくこととした。
またそれに伴って、そうした福祉のこころが、都市部における極低所得生活者の集合である、スラム街ではどのような実践として現れているのか、その実態に触れ、特にその中でのお働きから得られた、小さからぬ賜物について、語っていただくために、前聖学院大学大学院教授であられた、濱野先生をお招する。
【入場無料・申込要】
【申込方法】
氏名・郵便番号・住所・電話番号・職業(所属)を記入して、Eメール、ファックスまたはハガキで、「聖学院大学総合研究所 人間福祉学研究会講演会係」あてお申込みください。
折り返し、整理券をお送りします。
ホームページからもお申込みができます。
http://www.seigakuin-univ.ac.jp/souken/symposium/sympo081213.html
*SSL対応資料請求・申込みページが表示できなかったかたは、
E-mail research@seigakuin-univ.ac.jpからお申込みください。
(氏名、所属、住所、電話、シンポジウム・講座名を記入し、送信下さい。)
【お問い合わせ先・申込先】
<聖学院大学総合研究所>
〒362-8585 埼玉県上尾市戸崎 1-1
TEL 048-725-5524 FAX 048-781-0421
E-mail research@seigakuin-univ.ac.jp
2008/12/5 演奏会「天満敦子クリスマスコンサート」
[創立記念行事紹介] 投稿日時:2008/10/08(水) 14:20
■日時 12月5日(金) 18:00開演(17:30開場)
■場所 聖学院大学チャペル
■演奏者
天満 敦子(ヴァイオリン)
東京都出身。6歳よりヴァイオリンをはじめ、小学校時代、NHK・TV「ヴァイオリンのおけいこ」に出演。講師の故江藤俊哉氏に資質を認められて音楽家への道を志した。東京芸大在学中に日本音楽コンクール第1位、ロン・ティボー国際コンクール特別銀賞等を受賞して注目を浴びる。海野義雄、故レオニード・コーガン、ヘルマン・クレッバースらに師事。
■プログラム■
バッハ 「アダージョ」
マスネ 「タイスの瞑想曲」
シューマン 「トロイメライ」
シューベルト 「アヴェ・マリア」
黒人霊歌 「アメイジング・グレイス」
モノー、小林亜星 「愛の讃歌」
小林亜星 「地平を翔る風」
ビショップ、ファーマー「ホーム・スゥィート・ホーム」
バッハ 「シャコンヌ」
和田薫 「ヴァイオリンのための譚歌」
ポルクベスク 「望郷のバラード」
※ ピアノ伴奏:菊地 美伽
(演奏家の都合によりプログラムは変更されることがあります)
【申込方法】
多数のお申込をいただき、締め切らせていただきました。
ありがとうございました(11月28日現在)
【お問合せ先】
聖学院キリスト教センター
〒362-8585
埼玉県上尾市戸崎1-1
<TEL> 048-725-5495
2008/11/26 講演会「アメリカとは何かーアメリカ史の文脈から考えるー」
[聖学院大学(政治経済学科)] 投稿日時:2008/10/08(水) 13:55
■場所 聖学院大学チャペル
■講演者
奥平 康弘
1929年、北海道函館に生まれる。1953年、東京大法学部卒業。米ペンシルベニア大留学。東大社会科学研究所教授、国際基督教大教授等を経て、現在東京大学名誉教授。専攻は憲法学。とくに「表現の自由」をめぐる諸問題に絶えず鋭い問題提起を行ってきた。「九条の会」に九人の呼びかけ人の一人として参加。主著に『なぜ「表現の自由」か』(東大出版会)、『「表現の自由」を求めて』(岩波書店)、『治安維持法小史』(岩波現代文庫)他多数。
姜 尚中
1950年、熊本県に生まれる。1979年、早稲田大大学院政治学研究科博士課程修了、独ニュルンベルク大学に留学。国際基督教大準教授などを経て、現在、東京大学大学院情報学環教授。専攻は政治学・政治思想史。行動する知識人として政治社会の困難な問題に鋭く発言してきた。著書に『マックス・ウェーバーと現代』、『オリエンタリズムの彼方へ』、『ナショナリズム』、『東北アジア共同の家をめざして』、『増補版 日朝関係の克服』『悩む力』他多数。
■講演概要
21世紀の衝撃的な幕開けとなった<9.11>から7年。文字通り「唯一の超大国」として君臨するアメリカは、今どこへ向かおうとしているのか。激動するアメリカを長い歴史の文脈の中で見つめることで、根底に流れるものに肉薄できるだろうか。「表現の自由」を問い続けてきた憲法学者・奥平康弘氏と、政治の新たな地平を論じ続けてきた政治学者・姜尚中氏が、アメリカを論じる。
【入場無料・申込不要】
2008/11/12 講演会「いま、死刑制度をみつめる」
[聖学院大学(政治経済学科)] 投稿日時:2008/10/08(水) 13:38
■場所 聖学院大学教授会室
■講演者
寺中 誠
社団法人アムネスティ・インターナショナル日本事務局長。1960年生。早稲田大法学研究科博士後期課程単位取得。専攻は犯罪学理論・刑事政策論。2001年より現職。東京経済大非常勤講師。死刑に関する著作として「死刑は、政治的意思によって廃止できる」(『世界』779号)、「政治情勢と死刑」(『自由と正義』42号)、「政治的文脈のなかの死刑」(『インパクション』80号)など。他に『国際NGOが世界を変える』(東信堂)など。
阿久戸 光晴
聖学院大学学長。1951年生。一橋大社会学部・同法学部卒。東京神学大博士課程前期修了。米ジョージア大大学院特別研究生等を経て、聖学院大学助教授、教授、副学長を経て2003年より現職。キリスト教文化学会前理事長、荒川区不正防止委員長、日本基督教団滝野川教会協力牧師。専攻はキリスト教社会倫理学、人権・デモクラシーの神学。主著に『近代デモクラシー思想の根源』(聖学院ゼネラルサービス)。
■講演概要
メディアの煽りと世論を背景に、近年日本では死刑判決が急増、その執行も相次いでいる。だが、世界に目を向ければ死刑廃止の流れは明らかだ。すでに世界の7割において死刑廃止が実現しているのである。なぜ日本では世界の流れに逆行する事態が生じているのか? 日本で死刑廃止は不可能なのか? 本企画では、国際人権法とキリスト教という2つの視座から、この問題に挑む。
【入場無料・申込不要】
2008年10月
取材等のお問合せは
▼広報課までお問合せください
E-mail: pr@seig.ac.jp
TEL: 048-725-6191/FAX: 048-725-6891
〒362-8585 埼玉県上尾市戸崎1-1
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