聖学院大学 創立20周年記念
2008/11/26 講演会「アメリカとは何かーアメリカ史の文脈から考えるー」 [聖学院大学(政治経済学科)]
投稿日時:2008/10/08(水) 13:55
■場所 聖学院大学チャペル
■講演者
奥平 康弘
1929年、北海道函館に生まれる。1953年、東京大法学部卒業。米ペンシルベニア大留学。東大社会科学研究所教授、国際基督教大教授等を経て、現在東京大学名誉教授。専攻は憲法学。とくに「表現の自由」をめぐる諸問題に絶えず鋭い問題提起を行ってきた。「九条の会」に九人の呼びかけ人の一人として参加。主著に『なぜ「表現の自由」か』(東大出版会)、『「表現の自由」を求めて』(岩波書店)、『治安維持法小史』(岩波現代文庫)他多数。
姜 尚中
1950年、熊本県に生まれる。1979年、早稲田大大学院政治学研究科博士課程修了、独ニュルンベルク大学に留学。国際基督教大準教授などを経て、現在、東京大学大学院情報学環教授。専攻は政治学・政治思想史。行動する知識人として政治社会の困難な問題に鋭く発言してきた。著書に『マックス・ウェーバーと現代』、『オリエンタリズムの彼方へ』、『ナショナリズム』、『東北アジア共同の家をめざして』、『増補版 日朝関係の克服』『悩む力』他多数。
■講演概要
21世紀の衝撃的な幕開けとなった<9.11>から7年。文字通り「唯一の超大国」として君臨するアメリカは、今どこへ向かおうとしているのか。激動するアメリカを長い歴史の文脈の中で見つめることで、根底に流れるものに肉薄できるだろうか。「表現の自由」を問い続けてきた憲法学者・奥平康弘氏と、政治の新たな地平を論じ続けてきた政治学者・姜尚中氏が、アメリカを論じる。
【入場無料・申込不要】