聖学院 On-line Information 2010/11/25
11/19 NHK特報首都圏で聖学院大学の就職サポートが紹介されました(報告2)
[聖学院大学] 投稿日時:2010/11/25(木) 14:59
11月19日(金)、NHK特報首都圏にて、「大学生就職内定率過去最低 いま何が必要なのか?」と題して、聖学院大学の未内定者への就職支援が紹介されました。
番組内では、聖学院大学人文学部欧米文化学科4年生の深川哲平さんと、同じく欧米文化学科4年生の北垣友恵さんの二人の就職活動の様子を追いながら、学生を支援するキャリアサポートセンターの活動が放映されました。
来春卒業予定の大学4年生の「就職内定率」は57.6%。一方で、求人倍率は1.28倍。
この差は何なのか・・・。
深川さんは、アルバイトの経験から「接客、販売」などの職種を求めて、電器量販店などの企業を3社受けてきましたが、いずれも内定に至らず・・。
キャリアサポートの職員のアドバイスはこうでした。
~「即戦力がある!」とアピールする人が多いけれど、企業は「学生に即戦力があると認めてくれるだろうか・・。ゼロからスタートする気持ちでいないといけないのでは・・」~
そういったアドバイスを元に、深川さんは「接客をしたい」という希望を、「不動産」という職種へも視野を広げることにしました。
一方、北川さんは、4月から就職活動を始めていますが、「自分に合っている仕事は何なのか」「後悔しない仕事は何なのか」という選択ができずにいました。
そういった中で、自分の性格に合った職種はこれだ!と決めたのが「アパレル」・・・。
この職種を求めて就職活動を続けます。
キャリアサポートセンターの鈴木課長は、「少しでも関心があれば挑戦してほしい。フリーターになるとチャンスが狭まってしまう」と語っていました。
そして、聖学院大学では、毎週企業を呼んで説明会を開いている、ということも紹介されていました。
その中の一つが、岩槻区にある溶接業会社。そこの社長の青田さん。
青田さんの会社(工場)は、従業員24人。資本金や、社員数などが少なく、知名度が低い。
求人情報を出しても採用の基準に合った人が来ない。今年は、もう15回以上も、説明会等に足を運んでいるんだそうです。
そこで働く大学院卒業の方が、「世間に知られている会社がいい会社だと思っていた」と語っておられました。
これらのことを総括して立教大学准教授の小島貴子先生が、「学生は“安定志向”を求めている。
企業は“いい学生”を求めているが、それが学生に伝わっていない」と。
また、昨今、様々な大学入試制度が設けられ、大学生は、大学入試であまり挫折を経験していない。
それが、就職試験になって「初めての挫折」を経験し、そこから立ち直れない、進めないのでは・・・、と分析されていました。
学生=大手志向 ⇔ 企業=厳選採用 という違いも生じているようです。
埼玉に在所する3大学では、「大学生と企業がリアルに会える」機会も提供している、と報じられていました。
>>「大学生と企業がリアルに会える」について
埼玉県内にキャンパスを有する大学の進路未決定者(未内定者)と既卒者への就職支援活動を目的として、埼玉県産業労働部の協力を得て、本学はじめ埼玉県内の3大学が「大学就職コンソーシアム」を設立し、県内企業を中心に就職支援を行います。 (HPより抜粋) ⇒ 「大学就職コンソーシアム」についてはこちら 12/4(土)に「いきなり面接会」が予定されています。
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