聖学院 On-line Information 2011/10
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10/19創立記念講演会 「ジャパニーズ・ドリーム-勇気、希望、そして夢」報告
[聖学院大学] 投稿日時:2011/10/19(水) 15:07
10月19日(水)、「ジャパニーズ・ドリーム-勇気、希望、そして夢-」と題して、聖学院大学大学チャプレン 菊地順先生による創立記念講演会が行われました。
講演会には、政治経済学科、欧米文化学科、日本文化学科の学生が出席し、菊地先生の講演に耳を傾けました。
聖学院大学大学チャプレン 菊地順先生
3月に起こった震災は、多くの人々の心に精神的な傷を残しました。菊地先生は、財産を無くし、子どもたちをも天災で失った旧約聖書のヨブの話や、神学者パウル・ティリッヒが語った「否定的な状況であっても、肯定的に生きること」について、話されました。
後半では、第35代アメリカ大統領ジョン・F・ケネディと、マーチン・ルーサー・キング牧師について語られました。
キューバ危機や、公民権運動といった大きな困難の中にあっても、常に勇気を持って行動した彼らには、家族との強い絆、そして神への信頼がありました。
菊地先生は、「勇気と希望に生きることは、夢を持つこと」と話し、キング牧師が夢を語ることによって人々を奮い立たせた例を紹介しました。
また、20世紀の前半に起こった世界恐慌や世界大戦のなかでアメリカ人を奮い立たせた「アメリカン・ドリーム」という言葉を使い、人間の存在の脆さを知り、精神的な傷を負ったからこそできる、他者の幸福を祈り、奮い立たせる日本ならではの「ジャパニーズ・ドリーム」が今、できるのではないだろうか、と菊地先生は語られました。
10/19読売新聞:村治佳織さんが「私の先生」で、小倉義明聖学院院長を紹介
[聖学院各校ニュース] 投稿日時:2011/10/19(水) 09:25
10月19日付読売新聞「私の先生」の記事で、ギタリスト村治佳織さんが、母校、女子聖学院中学校高等学校校長、小倉義明先生(現聖学院院長)について語っています。
「困難乗り越える心説く」と題された記事の中で、女子聖学院中学校高等学校卒業生のギタリスト村治佳織さんの話しが、次のように紹介されています。
中学2年生の春にデビューリサイタルを開いた村治さん。高校2年生の時に、授業が終わったらすぐに帰宅し、取材もこなしながらギターの練習に明け暮れる日々が続く中、「もう少し音楽活動に時間を割けるところに転校しようか」と真剣に悩んでいたのを引き止めたのが、その当時、校長だった小倉先生でした。
牧師でもある小倉先生に「神は乗り越えられる試練しか与えないんですよ」。「常に頭(こうべ)を垂れ、一生勉強を続けていくという点で、音楽も信仰も共通点がありますよね」と、校長室で優しい口調で諭されたとのこと。
そして、6年前、村治さんが3ヶ月間演奏活動を休止しなくなった時に支えてくれたのも、その時の小倉先生の言葉だったそうです。
「我慢して時が流れるのを待つ姿勢を貫けたのは、先生のおかげです。」と最後に語っておられました。
>>女子聖学院中学校高等学校HPはこちら
>>村治佳織さん公式HPはこちら
2011/11/16 政治経済学科講演会「激動する中東情勢を読み解く」のお知らせ
[聖学院大学(政治経済学科)] 投稿日時:2011/10/18(火) 14:33
「激動する中東情勢を読み解く」―アラブの春、あるテロリストの死―
講師: 高橋和夫(評論家・放送大学教授)
【日時】 2011年11月16日(水)11:00~12:30
※入場無料・事前申し込み不要
【会場】 聖学院大学チャペル(埼玉県上尾市戸崎1-1)
【問合せ先】 企画総務課(TEL: 048-781-0925)
(← クリックすると大きく表示されます)
【講演内容】
5月にオサマ・ビンラーディンが殺害された。しかし、ビンラーディンは殺害される前に政治的に死亡していた。なぜならば今年に入ってからの1月のチュニジアの政変は、そして2月のエジプトの革命は、アルカーエダの訴えたテロではなく、平和的な方法で政治を変える道筋を示したからだ。しかも民衆は、ビンラーディンの主張したイスラム法による支配ではなく、西欧型の民主主義を求めている。このアラブの春とでも呼ぶべき政変の連鎖は、どこまで広がるのか? 日本は何をなすべきなのか。
【講師プロフィール】
福岡県北九州市小倉生まれ。西南女学院付属シオン山幼稚園、到津小学校、思永中学校、小倉西高等学校、大阪外国語大学ペルシア語科卒業。コロンビア大学国際関係論修士。クウェート大学客員研究員などを経て現職。専門は、中東研究・国際政治。テレビ・ラジオをはじめ、数々のメディアで中東問題についての解説を行っている。
著書に、『なるほどそうだったのか!!―パレスチナとイスラエル』『現代の国際政治―9月11日後の世界』『アメリカのイラク戦略―中東情勢とクルド問題』『アメリカとパレスチナ問題―アフガニスタンの陰で』『第三世界の政治―パレスチナ問題の展開』『世界の中の日本』(共著)など多数。
>>政治経済学科HPはこちら
>>10/19政治経済学特論「平和を考える」授業紹介(パレスチナ問題とは?)こちら
2011/10/30up!
県と埼玉りそな銀行の共催で「合同会社説明会」が行われました
[聖学院大学] 投稿日時:2011/10/18(火) 10:46
埼玉県と埼玉りそな銀行の共催で、来春卒業予定の大学生を対象にした「合同会社説明・就職面談会」が10月13日(木)、さいたま市浦和区内で行われました。
県内39大学の学生177名と中小企業など28社が参加。
読売新聞(2011年10月14日付)でも、「学生177人と28社が面談―県と埼玉りそな銀 合同会社説明を共催」という記事で紹介されました。
その記事の中で、聖学院大学の広報担当者が「昨年同様、今年も厳しい。内定率は30~40%」とコメントしており、また、埼玉りそな銀行の小泉公彦法人部長は、「就職氷河期といわれるが、県中の中堅・中小企業は優秀な人材の確保に悩んでいる。大手企業に絞らず裾野を広げれば就職先は見つかるはず」と話しておられます。
>>聖学院大学キャリアサポートセンターのHPはこちら
2011/10/12 志木市長 長沼明氏講演会「健康・医療・福祉都市構想」
[聖学院大学(コミュニティ政策学科)] 投稿日時:2011/10/12(水) 16:19
10月12日、聖学院大学チャペルにて、「健康・医療・福祉都市構想-安心・安全な街づくりと志木市の求める公務員像-」と題して、大学在学中に志木市議会議員に当選後、市議や埼玉県議会議員を務めてきた志木市長 長沼明氏による講演会が行われました。
志木市長 長沼明氏
講演会では、市民の高齢者問題や、死亡原因を挙げながら、志木市の健康・医療・福祉都市構想が語られました。
市民の3人に1が、がんで亡くなっていることから、がん検診の推進や、禁煙の飲食店を増やす活動、またお年寄りのための認知症予防講座、訪問介護など、“治療する医療から予防する医療へ”といった志木市の取り組みが紹介されました。
長沼氏は、同じ志木市内であっても、それぞれ違いがあることを示唆し、地域にあった対応策を提示していくことを話してくださいました。
また、高齢者と小学校の子どもたちが給食を一緒に食べたり、空き店舗になってしまった商店を生かして、高齢者の交流サロンを作るなど、新しいコミュニティ作りといった新たな試みについても語られました。最後に長沼氏は市が求める公務員とは、という観点から、志木市の公務員試験についても話してくださいました。
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E-mail: pr@seig.ac.jp
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〒362-8585 埼玉県上尾市戸崎1-1
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