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聖学院 On-line Information

10/19政治経済学特論「平和を考える」授業紹介 [聖学院大学(政治経済学科)]

投稿日時:2011/10/27(木) 23:58

政治経済学学科では、「政治経済学特論」という少人数ゼミ形式のクラスで、従来の授業より専門性と今日性の高い講義を行っています。
 

2006年度以来「時代を考える」という共通テーマで行っており、今年で6年目となります。
専門基礎科目「政治学」「経済学」を履修済であれば、1年生も履修が可能なクラスですが、授業ではもちろん、授業以外での課題の取組が必要になります。
 

今回の授業は、現代世界の「平和を考える」をテーマに、現代の平和をめぐる諸問題について様々な視点から考察しています。
 

現在、11月16日に行われる高橋和夫氏の講演会「激動する中東情勢を読み解く―アラブの春、あるテロリストの死―」を有意義な学びの機会にするため、パレスチナ問題について、そもそもの経緯などから学んでいます。
 


10月19日、特論の授業の様子を取材しました。
この日は、1年から4年生が10名出席。担当教員は、高橋愛子、森分大輔、小松崎利明の3名。
基本的にこの3名の教員が常に授業に参加するチーム・ティーチングのスタイルで、密度の濃い授業となっています。


この日は、小松崎先生が講義、「テロとは何か、皆どう思いますか?」
過激/怖いといったイメージのほか、暴力という方法/相手に伝える表現手段など、意見がどんどんでてきます。


 

授業の後半、学生が3つのグループ「イスラエル」「パレスチナ」「国際社会」に分かれて、態度、行為、矛盾について話し合うことを前提に、小松崎先生から、パレスチナ問題の歴史的経緯をざっと聞きます。
それを踏まえて、各グループの立場から、態度、行為、矛盾について話し合います。
問題自体が大きいので、これは学生にとって、かなり難しいようでした。
教員のアドバイスで、考察を深めます。


討論発表タイム。パレスチナG「イスラエルふざけるな、って感じ」、国際社会G 「中長期計画をたてるのは?」、イスラエルG 「国際社会は無責任」などの意見が出てきます。
今後の授業は、資料を読み込み、討論を掘り下げていく予定とのことでした。
「講演会や、その後の講師を交えたランチセッションで、自分の言葉で質問ができるように!」と高橋先生からの激励もありました。


>>政治経済学科のHP:こちら


>>11/16講演会:「激動する中東情勢を読み解く―アラブの春、あるテロリストの死―」(講演者 高橋和夫)

 

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