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聖学院大学 創立20周年記念 ブログテーマ:創立記念行事紹介

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2008/10/31タイムカプセル定置式

[創立記念行事紹介] 投稿日時:2008/10/31(金) 17:59

創立記念20周年を記念して、10月31日11時15分より、エルピス館前で、タイムカプセルの定置式が行われました。

 

30年後の創立50周年に開封することになります。

30年後の聖学院大学の後継者に思いをはせながら、参加者一人ひとりがタイムカプセルに土をかけました。

(参加者23名)

 

■タイムカプセル目録

全学礼拝使用聖書、讃美歌

大木理事長メッセージ

小倉院長メッセージ

寄せ書き(教職員、学生団体)

名簿(法人・学生)

キリスト教概論教科書

聖学院組織図

20周年秋の講演会パンフレット

ヴェリタス祭プログラム

10月31日朝日新聞

創立記念音楽会、式典次第

聖学院みどり幼稚園寄せ書き、CD等

大学写真など

 

2008/10/30音楽会報告「ウィーン・フィルメンバーによる音楽の夕べ」

[創立記念行事紹介] 投稿日時:2008/10/30(木) 21:32

今年の創立記念音楽会の出演者は、ウィーン・フーゴ・ヴォルフ三重奏団。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーを中心に結成されたトリオです。

 

今回のメンバーのうち、マリノ・フォルメンティ氏(ピアノ)、ダニエル・ゲーデ氏(ヴァイオリン)は、一昨年の創立記念音楽会で演奏していただいた方です。

 

モーツァルトの軽快かつ華やかなピアノ三重奏曲から音楽会一部がスタート。

ドヴォルザークのロンド(チェロ・ピアノ二重奏)、ドビュッシーの「月の光」「花火」(ピアノ曲)の後は、ピアソラと、美しい調べはもちろん、変化や技巧に富むプログラムを聴衆一同楽しみました。

 

二部では、ダニエル・ゲーデ氏(ヴァイオリン)、ラファエル・フリーダー氏(チェロ)が、聖学院フィルハーモニー管弦楽団との共演。


また、ピアノは、ピアニストで本学児童学科長の村山順吉先生、
指揮はパーカッショニストで本学講師の村山良介先生。
曲目は有名な「カルメン」第一組曲で、聴衆一同、その演奏を楽しみ、アンコールでは温かい手拍子で多いに盛り上がったコンサートでした。

 

アンコールは、一部ハンガリー舞曲第5番、二部では、となりのトトロから「風の通り道」、「ラデツキー行進曲」でした。

音楽会は、1000名以上の申込み者がおり、恒例の創立記念音楽会にも増して、大勢の参加者で会場が満席となりました。

当日のプログラム

 

聖学院フィルハーモニー管弦楽団紹介

 

 

 

2008/10/29講演会報告「アメリカ民主主義の行方」

[創立記念行事紹介] 投稿日時:2008/10/29(水) 18:41

本日10月29日から3日間続けて、創立記念イベントが行われます。

10月29日は、有賀貞氏の講演「アメリカ民主主義の行方」が行われました。

 

今回は、いよいよ来月となったアメリカ大統領選挙を控え、アメリカ研究者として第一人者の有賀貞氏が、講演者。

有賀貞氏は、本学大学院アメリカ・ヨーロッパ文化学研究科の教授でもあります。

 

1930年代以降のアメリカの政治政策を踏まえたうえで、選挙候補者の、民主党のオバマ氏・共和党のマケイン氏について、それぞれのプロフィールを解説されました。

 

講演の後半では、チャペルの大スクリーンに、オバマ氏、マケイン氏の演説ビデオを投影、その概要を述べられ、オバマが大統領に当選する意味として以下を挙げられました。

 

・これは人種等差別等の偏見の消滅を意味しない。

・しかし、アメリカが偏見の壁を乗り越え、新しいアメリカを打ち立てることとなる。

・ポスト・エスニック・アメリカン世代の登場となる。

・新しいインターネット・コミュニティが形成された。

 

理想主義、未来志向でありながら、現実を直視する政策を打ち立てる、オバマ氏の当選に期待を寄せられました。

 

出席した学生は約500名、教員・外部者は30名。

 

■講演会概要

2008/9/27 第1回ピアスーパービジョン報告

[創立記念行事紹介] 投稿日時:2008/10/11(土) 11:25

9月27日午後、第1回ピアスーパービジョン会合が行われました。


ピア・スーパービジョンとは、社会福祉の現場で実践を行っている者同士が、「振返り・語り合い・支えあう」支援のことをいいます。

この会は、主に聖学院の卒業生で、福祉の現場に働く人を対象に呼びかけられました。

 

スーパーバイザーでもある、人間福祉学科の相川章子先生より当日の報告をいただきました。

 

当日のプログラム

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参加者は20名程度でしたが、ピアスーパービジョンにはふさわしい、小グループでゆっくりと1期生から7期生までのさまざまな経験年数の卒業生たちが、日ごろの思いを語り合うことができたようです。

 

プログラムとしては、助川征雄先生(左写真)からピアスーパービジョンとはなにか、ということについて講演をいただき、グループに入る前に、グループで語り合うことの意義について、卒業生から二名話をしていただきました。

 

その流れで、たっぷり1時間、ピアスーパービジョンとして7,8名の小グループに分かれてグループで自由に日ごろの思いを語り合う時間を持ちました。

 

現場(高齢、障害、児童など)もさまざま、経験年数もさまざまな人たち同士がひとつのグループで語り合いました。

再度全体で集まって、グループの報告を行っていただきました。

 

・はじめてあう先輩方もいたけど、同じ聖学院の先輩ということもあってか、日ごろの思いを語り始めたらとめどがなく、気づいたらずっと話していた。今はすっきりしている。

 

・はじめは休みがない、マンパワーが足りない、先輩の指導がない、などなどの辛い、大変な思いが語られていたが、次第にやりがいや、この仕事をしていてよかったことなども語られるようになった。

 

・3年で辞めてしまう人が多い。なんとかそれは防げないものなのだろうか、と常々思っていたところ、ちょうど同じグループで3年を前に辞めようと思っている、という人がいた。なぜ辞めようと思ったのか、など検討したが、こういうピアスーパービジョンの機会などがその歯止めになれば、また辛いときの支えになれるとよいなと思った。

 

・また、明日からがんばろうという気持ちになった。

 

最後に、柏木昭先生(左写真)より、これらの報告を聞いてのまとめをしていただきました。

 

報告の言葉をひとつひとつ取り上げられながら、エンパワメントにつながるようなコメントをいただきました。

 

懇親会では、35名の方が参加し、やどかりの里(精神障害者小規模通所授産施設)でのおいしいお料理を囲みながら旧友との語らい、またはじめてあう先輩、後輩との出会いを楽しんでいました。


 

また、学長はじめとする先生方との語らいも、古巣に戻り懐かしい貴重なひと時を得たようです。

 

また、懇親会では筋ジストロフィーの障害をもつ卒業生が、家族総出で参加してくださいました。
大学院研究科長の郡司先生から、その卒業生が翻訳の手伝いをしてくださった
御礼の贈呈式がありました。郡司先生も涙を詰まらせながら感謝を述べられ、大変感動的な一場面でした。

 

 

以下は、参加した卒業生からの言葉です。

 

・今回、参加人数は決して多くはなかったが、プログラム全体を通して、聖学院の良さ、
人間福祉学科のアットホームな雰囲気が出ていたと思います。

 

・自分が困っていることで同じように困っている人がいると知り、思いのたけを話すことができてすっきりは少ししました。愚痴大会になってしまうかもしれないけれど、時にはそういった場も必要だと思う。

 

・このような機会を定期的にやってほしい。

 

・みな、同じ悩みや考えを持っているのだとほっとしました。


今回は、聖学院ウェルフェアネット(SWnet)という、卒業生とSVC受講者等を中心とする福祉実践家ネットワークが組織化されつつあり、ネットワークとのコラボレーションでの開催となりました。

 

次回は、来年3月に開催の運びとなっています。

 

[参考]

人間福祉学科

 

聖学院大学総合研究所スーパービジョンセンター

2008/12/13 講演会「福祉のこころ」

[創立記念行事紹介] 投稿日時:2008/10/08(水) 14:35

■日時  12月13日(土)  13:30~16:00

 

■場所  聖学院大学教授会室

 

■講演者


「福祉教育における宗教の役割」

長谷川 匡俊(淑徳大学学長)

 

「横浜市寿町からの発信」
濱野 一郎(横須賀基督教社会館理事長)

 


■講演概要

 

昨年は、阿部志郎先生をお招きし、横須賀市田浦町在、横須賀基督教社会館(以下、社会館)に半生をささげられた先生の軌跡を伺い、「福祉の心」の中心に位置するものが「互酬」にあることを教えていただいた。また具体的な実践として、その理念を活かし、社会館は田浦町のために存在するのではなく、田浦町とその住民によって支えられ「共にある」存在であったことを知ることが出来た。

まさに阿部先生において福祉は「他者のために」ではなく、隣人を意識し、「共にある」(together with him 長谷川良信)という姿勢で一貫した奉仕の実践であった。


 
2008年度、第2回を企画するに当たって、「福祉の心」の涵養という大きな課題をいかにして実現化していくのか。福祉教育の理念を形成する上で、大きな役割を果たすのは宗教であるという課題を設定させていただき、長い間福祉教育に情熱を傾注された長谷川先生にご講演をいただくこととした。
またそれに伴って、そうした福祉のこころが、都市部における極低所得生活者の集合である、スラム街ではどのような実践として現れているのか、その実態に触れ、特にその中でのお働きから得られた、小さからぬ賜物について、語っていただくために、前聖学院大学大学院教授であられた、濱野先生をお招する。


 

【入場無料・申込要】

 

【申込方法】
氏名・郵便番号・住所・電話番号・職業(所属)を記入して、Eメール、ファックスまたはハガキで、「聖学院大学総合研究所 人間福祉学研究会講演会係」あてお申込みください。

折り返し、整理券をお送りします。

ホームページからもお申込みができます。

 

http://www.seigakuin-univ.ac.jp/souken/symposium/sympo081213.html

 

*SSL対応資料請求・申込みページが表示できなかったかたは、
E-mail research@seigakuin-univ.ac.jpからお申込みください。
(氏名、所属、住所、電話、シンポジウム・講座名を記入し、送信下さい。)

 

【お問い合わせ先・申込先】
<聖学院大学総合研究所>
〒362-8585 埼玉県上尾市戸崎 1-1 
TEL 048-725-5524  FAX 048-781-0421

E-mail research@seigakuin-univ.ac.jp

 

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