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聖学院 On-line Information ブログテーマ:総合研究所イベント報告

【報告】第2回 東日本大震災国際神学シンポジウム「苦難に寄り添い 前に向かう教会」(2013/03/27)

[総合研究所イベント報告] 投稿日時:2013/03/28(木) 11:57

3月27日(水)、フラー神学大学院(Fuller Theological Seminary)と共に第2回 東日本大震災国際神学シンポジウム「苦難に寄り添い前に向かう教会」が、お茶の水クリスチャン・センター8階チャペル(東京都千代田区)で開催されました。

参加者は約160名、盛大なシンポジウムとなりました。

主催:DRnet(東日本大震災救援キリスト者連絡会)、聖学院大学総合研究所、東京基督教大学





祈りと讃美 (開会挨拶) 阿久戸 光晴(聖学院大学学長)




主題講演  リチャード・J・マウ(フラー神学大学院学長)




パネリスト  伊藤悟(青山学院大学教授)、岡村直樹(東京基督教大学教授)、幸田和生(カトリック東京大司教区補佐司教)、藤掛明(聖学院大学准教授)、 リチャード・J・マウ(フラー神学大学院学長)




分科会「大震災と心のケア」  窪寺俊之(聖学院大学教授)




>>プレスリリースは こちら

>>東日本大震災救済キリスト者連絡会ホームページは こちら





10/19 総合研究所講演会「スピリチュアルケア:ホスピス医療の現場から」報告

[総合研究所イベント報告] 投稿日時:2012/10/22(月) 15:48

2012年10月19日(金)14:00~16:30 聖学院大学ヴェリタス館教授会室において、スピリチュアルケア研究講演会「スピリチュアルケア:ホスピス医療の現場から」が開催されました。(参加者 61名)
 

講師は、神戸アドベンチスト病院院長の山形謙二先生。

終末期ガン患者さんを多く受け入れてこられた先生のご経験を通して、ホスピスにおけるスピリチュアルケアの重要性について語ってくださいました。


ガンにかかった人を襲うのは、肉体的な苦痛だけではありません。
不安や不眠、うつなどの精神的苦痛、経済的問題や職業、家庭などの社会的苦痛に加えて、人生の意味や目的、希望を失うことによる霊的・実存的苦痛(スピリチュアルペイン)に苦しめられるのです。


肉体的な痛みは薬で大部分取り除くことが可能になりましたが、霊的な痛み・苦しみを癒やすためには、スピリチュアルケアが重要な役割を果たしています。

医療に関わる医師や看護師、看病する家族の支えによって、

『自分の人生は意味あるものだったのだ』
『自分は周囲の人たちから愛され、大切にされている』


このように思えるようになると、死を前にした終末期ガン患者さんでも、希望を抱いて穏やかに死を受け入れることができるようになるということを、実例をあげて教えてくださいました。




→スピリチュアルケア講演会のお知らせはコチラ

→聖学院大学総合研究所HPはコチラ

9/28 カウンセリングシンポジウム「心の世界を物語に学ぶ」が開催されました

[総合研究所イベント報告] 投稿日時:2012/09/28(金) 16:30

2012年9月28日(金)14:00~16:30、聖学院大学ヴェリタス館教授会室において、カウンセリングシンポジウム「心の世界を物語に学ぶ」が開催されました。(出席者88名)
 

司会は堀 肇先生(聖学院大学総合研究所・大学院非常勤講師、牧会臨床スーパーバイザー)。


平山正実先生(聖学院大学大学院・大学こども心理学科教授)は、「思い病や死とどう向き合うか-とくに価値と死との関係について」と題し、トルストイの小説「イワン・イリッチの死」と黒澤明監督映画「生きる」から、重い病や死に伴う苦難による、現実的価値を重んじる世界から超越的価値を中心に置く生き方への転換プロセスについて語られました。


窪寺俊之先生(聖学院大学大学院・大学こども心理学科長)は、「竹取物語にみるスピリチュアルな世界-日本人の精神的基層を探る-」という題で、平安時代に書かれた「竹取物語」を題材に、日本人が古い時代からもち続けてきた「生は与えられるもの」「死は不可避的であるが、死後の世界はこの世よりもすばらしい世界である」という死生観について話されました。


藤掛明先生(聖学院大学大学院・大学こども心理学科准教授)は、現代の映画「マディソン郡の橋」と、コミック「きみはペット」「のだめカンタービレ」を取り上げ、「人生後半戦のカウンセリング魂の知~二律背反と統合の世界」と題して、人生における危機対応の方法について解説されました。



⇒総合研究所HPはコチラ

⇒カウンセリングシンポジウムの詳細はコチラ

10/10 ピア・スーパービジョン開催のご案内

[総合研究所イベント報告] 投稿日時:2009/08/15(土) 15:15

現場で一人で抱え込んでいませんか?

 

支援の方法で悩んでいませんか?


新しい制度や知識に追いついていますか?

 

保健・社会福祉現場で対人援助を行っている人たちの「語り合い・振り返り・支え合いの場」、

それがピア・スーパービジョンです。

 

同じ悩みや課題を持つ者同士が語り合い、クライエントとのかかわりを振り返り、日々の業務を見の見直します。

職場を越えたつながりを作り、情報交換をしましょう

 

同じ内容がPDFでも見られます

 

■日時:2009年10月10日(土)13:30-17:00
(受付開始13:00-)

 


■場所:4号館4F会議室

 

■対象:福祉現場で働いている方、福祉現場を応援したい方
卒業生以外の方も参加できますので、お友達をお誘いください。

 

■参加費:無料

 

■プログラム

 

13:30-14:15 

講演1「スーパービジョンとはなにか」柏木昭 聖学院大学大学院人間福祉学研究科教授

 

14:15-15:00 

講演2「スーパーバイザーの立場から」
田村綾子
社団法人 日本精神保健福祉士協会常任理事・研修センター長

 

15:10-16:10 

グループ・ディスカッション

 

16:20-17:00 懇親会・報告
17:00- 二次会

 

■参加申込方法
------以下の内容をメールに記入してお申込み(FAXでも結構です)

■送信先
メール(*を@に変えて送信してください)
seigwelfarenet*yahoo.co.jp

FAX 048-781-0421(聖学院大学総合研究所・大学院事務課)


---------------
10/10(土)スーパービジョンに参加します

名前・ふりがな


学籍番号

住所

TEL

E-MAIL address

勤務先

 

★お問合せは・・・

聖学院大学総合研究所・大学院事務課

TEL 048-725-5524
seigwelfarenet*yahoo.co.jp

(*を@に変えて送信してください)

【参考】

聖学院大学人間福祉学部人間福祉学科

 

「地域ガバナンスを問う――分権、自治、議会を考える」シンポジウム開催

[総合研究所イベント報告] 投稿日時:2008/05/09(金) 10:15


  地方分権改革も第二期に入り、「官から民へ」の国づくりが本格化しています。しかし、「民」が地方自治を担うという意識が市民に生まれるまでに分権改革は浸透していません。なぜ、市民が地域ガバナンスを担うという地方分権改革が進まないのでしょうか。

 この主題をめぐって、県知事・市長経験者、また現役の市長を招いて、大宮ソニックシティ・小ホールを会場にシンポジウムを開催しました。講師のひとりで前鳥取県知事の片山善博・慶應義塾大学教授は、なぜ北海道の夕張市が財政破綻をし、市民が負担増と不利益をこうむっているか、それは国の無責任であり、地方議会が自治体運営をチェックできなかった無力さであり、市民が自治から疎外されていたことにある、と地方自治の問題を指摘することから講演をはじめられました。

 3人の講師の講演は、市民自治がどのように具体的に実現されているか、また地方議会は何ができるかをめぐって首長としての経験を語るものでした。その後続いたディスカッションでは、どこから市民による地域ガバナンスに取り掛かることができるのかをめぐって議論が続きました。4月18日(金)は一日中雨が降り続くという悪天候でしたが、参加した160名をこえる聴衆は、8時30分のおわりまで席を立つこともなく、すべてに答えられないほどの多くの質問により熱心に議論に参加しました。

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