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聖学院 On-line Information

9/28 カウンセリングシンポジウム「心の世界を物語に学ぶ」が開催されました [総合研究所イベント報告]

投稿日時:2012/09/28(金) 16:30

2012年9月28日(金)14:00~16:30、聖学院大学ヴェリタス館教授会室において、カウンセリングシンポジウム「心の世界を物語に学ぶ」が開催されました。(出席者88名)
 

司会は堀 肇先生(聖学院大学総合研究所・大学院非常勤講師、牧会臨床スーパーバイザー)。


平山正実先生(聖学院大学大学院・大学こども心理学科教授)は、「思い病や死とどう向き合うか-とくに価値と死との関係について」と題し、トルストイの小説「イワン・イリッチの死」と黒澤明監督映画「生きる」から、重い病や死に伴う苦難による、現実的価値を重んじる世界から超越的価値を中心に置く生き方への転換プロセスについて語られました。


窪寺俊之先生(聖学院大学大学院・大学こども心理学科長)は、「竹取物語にみるスピリチュアルな世界-日本人の精神的基層を探る-」という題で、平安時代に書かれた「竹取物語」を題材に、日本人が古い時代からもち続けてきた「生は与えられるもの」「死は不可避的であるが、死後の世界はこの世よりもすばらしい世界である」という死生観について話されました。


藤掛明先生(聖学院大学大学院・大学こども心理学科准教授)は、現代の映画「マディソン郡の橋」と、コミック「きみはペット」「のだめカンタービレ」を取り上げ、「人生後半戦のカウンセリング魂の知~二律背反と統合の世界」と題して、人生における危機対応の方法について解説されました。



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⇒カウンセリングシンポジウムの詳細はコチラ

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