大きくする 標準 小さくする

聖学院大学 創立20周年記念 ブログテーマ:聖学院大学(政治経済学科)

<<前へ次へ>>

2008/11/19 講演会 「湯浅誠、学生と語る『現代の貧困』」

[聖学院大学(政治経済学科)] 投稿日時:2008/10/08(水) 14:46

■日時  11月19日(水)  11:00~12:30

 

■場所  聖学院大学チャペル

 

■講演者
湯浅 誠
NPO法人自立生活サポートセンター・もやい事務局長、反貧困ネットワーク事務局長。1969年生。東京大大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学。1990年代より野宿者(ホームレス)支援に携わり、ワーキングプア・貧困・格差などの諸問題を現場から積極的に訴え続ける。主著に『反貧困』(岩波新書)、『貧困襲来』(山吹書店)、『本当に困った人のための生活保護申請マニュアル』(同文館出版)。『世界』『論座』『東洋経済』などに多数寄稿。

 


■講演概要
ワーキングプア、日雇い派遣、ネットカフェ難民、・・・今、「自己責任」という名の下に働いても苦しい生活を強いられ、希望さえ見失う現実が広がっている。若くして支援活動に身を投じ、実体験に基づく鋭い問題提起を行ってきた湯浅誠氏が、聖学院大学の学生と語り合う。貧困の現実を直視することから見えてくる、生きること、働くことの意味とは何か。誰もが人間らしく生きる社会を創るために、我々がすべきことは何か。

 

 

【入場無料・申込不要】

 

■講演会の報告記事はコチラ

 

【追記】2009.1.3

 

年越し派遣村は、湯浅誠氏が村長をされています。募金を受け付けています。

→詳しくはコチラ

2008/11/26 講演会「アメリカとは何かーアメリカ史の文脈から考えるー」

[聖学院大学(政治経済学科)] 投稿日時:2008/10/08(水) 13:55

■日時  11月26日(水)  11:00~12:30

 

■場所  聖学院大学チャペル

 

■講演者
奥平 康弘
1929年、北海道函館に生まれる。1953年、東京大法学部卒業。米ペンシルベニア大留学。東大社会科学研究所教授、国際基督教大教授等を経て、現在東京大学名誉教授。専攻は憲法学。とくに「表現の自由」をめぐる諸問題に絶えず鋭い問題提起を行ってきた。「九条の会」に九人の呼びかけ人の一人として参加。主著に『なぜ「表現の自由」か』(東大出版会)、『「表現の自由」を求めて』(岩波書店)、『治安維持法小史』(岩波現代文庫)他多数。

 

 

姜 尚中
1950年、熊本県に生まれる。1979年、早稲田大大学院政治学研究科博士課程修了、独ニュルンベルク大学に留学。国際基督教大準教授などを経て、現在、東京大学大学院情報学環教授。専攻は政治学・政治思想史。行動する知識人として政治社会の困難な問題に鋭く発言してきた。著書に『マックス・ウェーバーと現代』、『オリエンタリズムの彼方へ』、『ナショナリズム』、『東北アジア共同の家をめざして』、『増補版 日朝関係の克服』『悩む力』他多数。

 

 

 

■講演概要
21世紀の衝撃的な幕開けとなった<9.11>から7年。文字通り「唯一の超大国」として君臨するアメリカは、今どこへ向かおうとしているのか。激動するアメリカを長い歴史の文脈の中で見つめることで、根底に流れるものに肉薄できるだろうか。「表現の自由」を問い続けてきた憲法学者・奥平康弘氏と、政治の新たな地平を論じ続けてきた政治学者・姜尚中氏が、アメリカを論じる。

 

 


【入場無料・申込不要】

2008/11/12 講演会「いま、死刑制度をみつめる」

[聖学院大学(政治経済学科)] 投稿日時:2008/10/08(水) 13:38

■日時  11月12日(金)  11:00~12:30

 

■場所  聖学院大学教授会室

 

■講演者
寺中 誠
社団法人アムネスティ・インターナショナル日本事務局長。1960年生。早稲田大法学研究科博士後期課程単位取得。専攻は犯罪学理論・刑事政策論。2001年より現職。東京経済大非常勤講師。死刑に関する著作として「死刑は、政治的意思によって廃止できる」(『世界』779号)、「政治情勢と死刑」(『自由と正義』42号)、「政治的文脈のなかの死刑」(『インパクション』80号)など。他に『国際NGOが世界を変える』(東信堂)など。

 

 

阿久戸 光晴
聖学院大学学長。1951年生。一橋大社会学部・同法学部卒。東京神学大博士課程前期修了。米ジョージア大大学院特別研究生等を経て、聖学院大学助教授、教授、副学長を経て2003年より現職。キリスト教文化学会前理事長、荒川区不正防止委員長、日本基督教団滝野川教会協力牧師。専攻はキリスト教社会倫理学、人権・デモクラシーの神学。主著に『近代デモクラシー思想の根源』(聖学院ゼネラルサービス)。

 

 

 

■講演概要
メディアの煽りと世論を背景に、近年日本では死刑判決が急増、その執行も相次いでいる。だが、世界に目を向ければ死刑廃止の流れは明らかだ。すでに世界の7割において死刑廃止が実現しているのである。なぜ日本では世界の流れに逆行する事態が生じているのか? 日本で死刑廃止は不可能なのか? 本企画では、国際人権法とキリスト教という2つの視座から、この問題に挑む。

 

 


【入場無料・申込不要】

2008/10/16 講演会「裁判員制度ーその問題点と展望」

[聖学院大学(政治経済学科)] 投稿日時:2008/10/03(金) 15:12

■日時  10月16日(木)  15:10~18:20

 

■場所  聖学院大学チャペル

 

■講演者 
岩下 肇
弁護士、荒川区監査委員。1926年生。1953年東京地検検事。その後、長野地検検事、静岡地検沼津支部検事、東京地検検事を歴任。法務総合研究所教官、同交通部副部長、同刑事部副部長、東京区検上席検察官、東京地検交通部長、同総務部長、法務総合研究所研修第二部長、横浜地検次席検事、高知地検検事正、福島地検検事正を経て最高検察庁検事。その後、仙台地検検事正、公証人を経て現在に至る。

 

伊藤 和子
弁護士。国際人権NGOヒューマンライツ・ナウ事務局長。1966年生。早稲田大法学部卒。冤罪事件、女性・子どもの権利に取り組む。日弁連司法改革実現本部幹事等として刑事司法改革に関わる。日弁連推薦の客員研究員としてニューヨーク大に留学。
日弁連取調べの可視化実現本部委員、同裁判員制度実施本部委員も務める。主著に『誤判を生まない裁判員制度への課題』(現代人文社)、『イラク「人質」事件と自己責任論』(共著、大月書店)。


■講演概要
2001年に始まった「司法改革」の総仕上げとして来年5月21日、いよいよ裁判員制度がスタートする。だが、国民の関心と理解はいまだ十分とはいえず、法曹界でも議論は絶えない。本企画では、裁判員制度について積極的な発言を続ける二人の弁護士を招き、その導入の背景と意図、司法への国民参加の是非、被告人の権利保障、憲法上の諸問題など、様々な視点から迫る。

 

【入場料無料・予約不要】

2008/10/15 講演会 「日本の東アジア外交と朝鮮半島」

[聖学院大学(政治経済学科)] 投稿日時:2008/10/03(金) 14:10

■日時  10月15日(水)  11:00~12:30

■場所  聖学院大学チャペル

 

■講演者 
康 仁徳
1968年、韓国外国語大学院修了、政治学博士。韓国中央情報部中共・ソ連分析官、北韓課長、海外情報局長、北韓局長兼南北調節委員などを歴任。1979年、(財)極東問題研究所を創立、同所長に就任。1998年、金大中政権の統一省長官。1999年7月より現職。著書に『共産圏総覧』『北韓全書』『共産主義と統一戦術』『言語・政治・イデオロギー』『北朝鮮問題をどう解くか』(編著)他多数。

 

枝野 幸男
衆議院議員。1964年生まれ。東北大学法学部卒。弁護士。1993年旧埼玉5区から衆議院議員に初当選し、菅厚相と共に薬害エイズ問題を追及。金融再生法を成立させ、30代で政調会長を務めマニフェストを取りまとめるなど、「政策新人類」との評価を得る。2005年から民主党埼玉県連代表を務め、同年埼玉5区から衆議院5選を果たす。国会ではキャノンの偽装請負問題、周産期医療問題、民法722条問題等を追及。2006~07年、予算委員会野党筆頭理事。2007~08年、衆議院決算行政監視委員長。


■講演概要
冷戦の崩壊から十数年が経過した今日、唯一、冷戦時代の政治地図から脱出できないでいる東アジア。この地域で真に冷戦を終結させるために、いま日本に求められていることは何だろうか。金大中政権の統一省長官だった康 仁徳氏と政策通として活躍する衆議院議員枝野幸男氏が、流動する東アジア情勢と日本外交のあり方を熱く語る。

 

【入場料無料・予約不要】

«前へ次へ»