聖学院 On-line Information ブログテーマ:聖学院大学(欧米文化学科)
<<前へ | 次へ>> |
【報告】2013/6/19 欧米文化学科OB講演会「飛び込んで、あとはやるだけ―シンガポール流通業界奮闘記」が行われました
[聖学院大学(欧米文化学科)] 投稿日時:2013/07/02(火) 14:35

欧米文化学科 卒業生 駒形運哉さん
講演会では、人脈を作るために瞬間瞬間でアンテナを張って過ごすことの大切さを説き、海外引っ越し部についてや、聖学院大学での学生時代、海外で働くことについて話されました。
なかでも、大学の授業に集中するため平日のアルバイトを辞め、土日にできる引っ越しのアルバイトを始めたことが今につながるという話を語られました。
海外で就労するにはどうすればいいか、という質問に対し、就労ビザの必要性と、アジアはともかく、いきなり欧米諸国で働くことの難しさを話されました。駒形さんによると、欧米諸国では就労ビザは取りにくく、英語ができなければ働くことが難しいということです。その点、シンガポールでは、英語力よりもコミュニケーション力が必要であることを語られました。
また語学力については、駒形さん自身、現地で習得されたそうです。しかし、行けば話せるようになるのではなく、行って学ばなければできるようにならないと話されました。
駒形さんは、趣味などを通してビジネスに通じる人脈を作ることの大切さも話され、そのためには人生を楽しみ、何かをチャンスに変える意識を持つことだと締めくくられました。

講演会の様子
参加した学生たちからは、「海外で働きたいと思っているので、参考になった」、「先輩も大学で学ぶ意味が分からないというところからスタート したと聞いて、自分もこれからだと思った」、「何をやりたいかはわからなくても、とにかくアンテナを張ることが大事なんだと思った」といった 感想が寄せられました。
欧米文化学科ホームページはこちらから>>
2013/6/19開催 欧米文化学科OB講演会「飛び込んで、あとはやるだけ―シンガポール流通業界奮闘記」
[聖学院大学(欧米文化学科)] 投稿日時:2013/06/12(水) 19:14
6月19日(水)、アセンブリーアワーの時間に欧米文化学科の卒業生をお招きして、講演会を行います。
欧米文化学科OB講演会
「飛び込んで、あとはやるだけ―シンガポール流通業界奮闘記」
講師:駒形運哉 氏
日時:6月19日(水)11:00~12:30
会場:4号館3階 4301教室
駒形氏は、2006年欧米文化学科卒業。
日本の引越業界での経験を買われ、シンガポールのCROWN LINE本社に転職。
「海外引っ越し部」のスタッフとして、マレーシア、インドネシア、インド、と国境を越えて飛び回る日々を送られています。
>>欧米文化学科ホームページはこちら
【動画】欧米文化学科教授 氏家理恵先生おすすめの本「100の思考実験」(ジュリアン・バジーニ)
[聖学院大学(欧米文化学科)] 投稿日時:2013/02/28(木) 15:47
* 本(画像)をクリックすると動画が開きます

この動画の中で、先生は次のようなことを紹介しています。
- イギリスの哲学ジャーナリストが書いた本であること。
- 目次を見て興味を持ったもの、またパッと見開いたところの章を読むのもよし。自由な読み方で読んだらいい。
- 人間の生き方について考えていくもの、文化についても書いてある。
そして、内容の中から『多文化主義のパラドックス』のことを取り上げています。
→ 多文化を認めるとはどういうことか・・。ということが書かれてあるが答えは書かれていない。
→ オープンエンディング。正解は書かれていない、答えなしという考え続ける本なのです。
>>欧米文化学科HPは こちら
>>氏家理恵先生の詳細(プロフィール)は こちら
2012/11/28 欧米文化学科講演会「私には夢がある」報告
[聖学院大学(欧米文化学科)] 投稿日時:2012/11/29(木) 17:54
11月28日(水)、欧米文化学科主催講演会「私には夢がある-キング牧師とマルコムX」が行われ、アフリカン・アメリカンを専門に研究しておられる荒このみ氏(立命館大学客員教授、東京外国語大学名誉教授)をお招きしてお話しをお聞きしました。
この講演会には欧米文化学科の学生、地域の方など、約140人が出席しました。
荒氏は、講演の最初にアメリカ大統領選に勝利したオバマ大統領を紹介、アメリカ初のアフリカン・アメリカンの大統領として当選したことについて触れ、画期的大事件だったと語りました。
キング牧師、マルコムX、そしてオバマ大統領には言葉の使い方が優れているという点で共通点があると語り、その演説の魅力についても話されました。
講演会では、アフリカン・アメリカンとして人種差別と戦ったキング牧師とマルコムXが主にどういった階級の人々に支持されたか、また二人の足跡をたどりながら、公民権運動の過程を説明されました。
これまで、キング牧師とマルコムXは、対立的な存在として取り上げられてきました。
しかし荒氏は、それはメディアが作り出したものであり、アフリカン・アメリカンの勢力を二分する二人をあえて引き離そうとする動きがあったのではないか、と話されました。
生前、二人がにこやかに握手しあっている写真があることを紹介し、暗殺されなければ、キング牧師とマルコムXが協力し合い、開放運動の中でさらに活躍していたかもしれないという可能性を荒氏は示唆しました。
<一般参加者からの感想を一部ご紹介いたします>
・当時のアメリカ黒人運動の難しさを実感できた。
・アメリカの歴史を再認識できた。これからよく注視して世界の出来事を見ていきたい。
・マルコムXは、名前は知っていたが、このたびの講演で彼の人物についてよく知ることができた。
・キング牧師とマルコムX、二人を並べてのお話し、わかりやすかったです。解放運動について勉強になりました。
11/28 欧米文化学科2012年度特別講演会「私には夢がある―キング牧師とマルコムX」
[聖学院大学(欧米文化学科)] 投稿日時:2012/09/05(水) 12:35
荒 このみ氏 をお招きして、
「私には夢がある―キング牧師とマルコムX」を開催します。
【日時】 2012年11月28日(水)11:00~12:30
※入場無料・事前申し込み不要
【会場】 聖学院大学チャペル(埼玉県上尾市戸崎1番1号)
高崎線「宮原駅」西口よりスクールバス5分/
埼京線「西大宮駅」北口よりスクールバス10分
【講演概要】
アメリカ大統領選挙におけるオバマ再選の可能性が、巷の話題となっています。
アフリカ系アメリカ人として初めての大統領である彼が、高校時代に強い影響を受けたのが、マルコムXでした。映画「マルコムX」もヒットし、近年彼に対する関心の高まりが見られます。
従来、非暴力を説くキング牧師と武装自衛を認めるマルコムXはタ対立的な存在として語られてきました。しかしこのようなイメージは当時のメディアが作り上げたものであり、近年では両者の共通点を重視し、両者をより統合的にとらえようとする見解が主流になりつつあります。二人は共に互いに認め合う存在であり、「黒人」と呼ばれてきたアフリカ系アメリカ人の解放のために、互いの連帯を模索していました。
「私には夢がある」の演説で有名なキング牧師ですが、彼の夢は彼個人を超えて、アフリカ系アメリカ人が抱き続けてきた夢の系譜に連なるものであり、マルコムXもまた、この地脈の中で彼自身の夢を見たのです。
人種差別への闘争を共通の起点として、平和運動や全人種の平等へと、それぞれ視野を拡げていったキング牧師とマルコムX。
グローバル化の進展に直面する今日において、この二人の足跡は私たちに大きな示唆を与えてくれることでしょう。
【講演者紹介】
荒 このみ(あら このみ/立命館大学客員教授、東京外国語大学名誉教授)
専門:アメリカ文学・文化、アフリカン・アメリカン研究
著書:『マルコムX-人権への戦い』、『歌姫あるいは闘士ジョセフィン・ベイカー』、『アフリカン・アメリカンの文学-「私には夢がある」考』、『黒人のアメリカ-誕生の物語』
翻訳著:『マルコムX事典-アメリカの人権問題を理解するために』、『アメリカの黒人演説集-キング・マルコムX・モリソン他』
【お問い合わせ先】
聖学院大学 総務課 (TEL:048-781-0925)
>>欧米文化学科ホームページは こちら
【参考】
≪欧米文化学科 ~過去の講演会講師~≫
2007年度 ゴスペルシンガー ラニー・ラッカー / ミュージシャン アン・サリー、飯田玄彦
2008年度 ピーターバラカン
2009年度 音楽死生学士 キャロル・サック
2010年度 東京音楽教授 西村幸夫
2011年度 早稲田大学教授 葛野尚志
>>マルコムX 公式HP(英語版)は こちら
>> 映画「マルコムX」については こちら
«前へ | 次へ» |
取材等のお問合せは
▼広報課までお問合せください
E-mail: pr@seig.ac.jp
TEL: 048-725-6191/FAX: 048-725-6891
〒362-8585 埼玉県上尾市戸崎1-1
>>地図