聖学院 On-line Information ブログテーマ:聖学院大学(人間福祉学科)
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2011年度人間福祉学科北欧福祉研修 速報その1
[聖学院大学(人間福祉学科)] 投稿日時:2012/03/05(月) 10:18
現地からの報告、写真が届きました!
3月2日(金)
訪問先: コペンハーゲン 「ランデルスゲイド小中学校」、「発達障害者の活動施設アイエゴドセンター」
この訪問では、一人一人を大事にする視点を学びました。
コペンハーゲンの海岸線に林立する風力発電の現場も視察しました。
「ランデルスゲイド小中学校」1年生クラスと
(校庭にて)
「発達障害者の活動施設アイエゴドセンター」ヘレス施設長を囲んで
(木工作業の部屋)
コペンハーゲン港の洋上と陸上風力発電
3月4日(日)
オーデンセで1000年以上の歴史のあるクヌード教会を訪問。
アン牧師(2002年~)が温かく迎えてくださり、祈ってくださいました。
洗礼を受けている教職員と学生は聖餐に与ることができました。
>>2011年度人間福祉学科北欧福祉研修 速報その2 はこちら
>>2011年度人間福祉学科北欧福祉研修 速報その3 はこちら
>>昨年度の「北欧福祉研修特集」はこちら
>>人間福祉学科HPはこちら
11/30人間福祉学科講演会 いせひでこ氏「いのちをみつめて」報告
[聖学院大学(人間福祉学科)] 投稿日時:2011/12/09(金) 17:40
11月30日(水)、人間福祉学科講演会「いのちをみつめて」が開催されました。
講演者には、絵本『ルリユールおじさん』(第38回講談社出版文化賞絵本賞)などの作品がある絵本作家いせひでこ氏をお招き、ご自身の体験や絵本作りについて話されました。
学生や一般の方を含めた約80人が参加し、いせひでこ氏の絵本を見ながら、講演に耳を傾けました。
いせひでこ氏講演会の様子
自分が経験した物事から絵本を作っていくといういせ氏は、旅の中から生まれた絵本『ルリユールおじさん』、自身が実際にひまわりを育てた体験を反映した『大きな木のような人』、杉並区の総ヒノキで作られた彫刻屋台(山車)が出るお祭りの様子を描いた『まつり』といった数々の自作品を紹介。
特に、絵本『まつり』では、彫刻屋台の制作現場を取材し、手から手へ伝えられる大工の営みに驚かれたそうです。
また、取材していく中で出会った神社のご神木に、こどもたちが木登りしている様子をみて、木は崇め奉るだけでなく、人間に近しいものだと感銘を受けたと語られました。
東日本大震災と福島原発を機に緊急出版した最新作『木の赤ちゃんズ』については、いち早く届けたいという思いから、早急に色付けををしないデッサンだけの下書きをし、被災地まで絵本を携えていったことを話されました。
この『木の赤ちゃんズ』をモチーフとしたメッセージカードを被災地である飯舘村のこどもたちに渡したことも話され、「伝えることは与えるだけでなく、気持ちをわたすもの」と語られました。
いせ氏は最後に、木と人のかかわりの中で教えてもらったこと、気がついたことをこれからも絵本にしていきたい、と締めくくりました。
参加者からの感想を一部ご紹介いたします。
・絵本からは愛情や命の尊さ、私たちが生きる上で重要なことを考えさせられ、色々なことを感じました。絵本からはこんなに多くのものを感じることがあり、学ぶことがあるんだと気づきました。
・絵本を見る機会は日ごろほとんどないので、絵本から一体何が伝わるのだろうと疑問を抱きました。しかし、いせひでこさん曰く、絵本にはそれを描く人の気持ちがこもっていて、それを読んだ人に気持ちを伝えることができるそうです。私も久しぶりに家にある絵本を昔これを見て、自分がどんな気持ちで何を感じていたか考えてみたくなりました。
・わたしは気が付いた時には、「待つ」ということができなくなっていました。意識をすれば、変われるのかもしれないのに、どうしてこんなに変われないのかなと、心が窮屈になる一方でした。いせひでこさんの言葉や絵本を見て、また待てなくなったら、絵本を開こうと元気が出ました。ありがとうございました。
・植物の話を通して、命を育てることの難しさや育てるということに関して話してもらい、とてもためになった。怒るのは簡単で、気づかせるのは難しい。しかし、気づかせることが大切だと学んだ。
・絵本といものが、絵が上手でできるものではなく、作家の人生を現すものであるということを、しみじみ教えていただきました。
いせひでこ氏講演会「いのちをみつめて」 講演概要は こちら から
ヴェリタス祭で「ボランティア祭」と「人間福祉学科の部屋」を展示(人間福祉学科)
[聖学院大学(人間福祉学科)] 投稿日時:2011/11/30(水) 09:31
ボランティア祭りでは,医療機関及び福祉施設(東埼玉病院,いーはとーぶ,第2川越いもの子作業所,あとりえふぁんとむ,野種,グローブ)に来て頂き,ブースを設けて、各施設のボランティア募集の個別説明を行いました.また,利用者の方が施設で製作したキーケースなどの革製品や,おせんべいなどの食品の販売を行った施設もありました。
ボランティア祭りと人間福祉学科の部屋が同じお部屋で行われたこともあり,ボランティア祭りで販売していた,おせんべいや,ケーキ等をお茶請けにしながら「北欧福祉研修」の展示を見て頂くことができました。
学生実行委員の方々のおかげで,会場設営,当日の運営などがスムーズ行うことができました。また,参加して頂いた団体の方に,ここに改めて感謝します。
(写真提供 助川先生)
<<< 追記 >>>
ボランティア祭りは、人間福祉学科有志の学生が運営をしており、この日のために、各学科の授業等でチラシを配布して案内をしてきました。
当日は、学生をはじめ教職員が訪れ、ボランティアの相談をしたり、販売品である、せんべいや、手作りの布製品を購入しながら施設の方々との交流を深めました。
>>人間福祉学科のHPはこちら
人間福祉学科のフロアにクリスマスの飾りつけがされました
[聖学院大学(人間福祉学科)] 投稿日時:2011/11/14(月) 17:15
クリスマスらしい赤と緑の壁飾り 窓に飾り付けをしていきます
学生手作りのツリー型オーナメント 飾り付けを行った学生たち
このクリスマスの飾り付けは、人間福祉学科のゼミ「レクリエーション論」を受講する学生たちによるものです。
細かな模様のオーナメントや、雪の結晶の形をした飾りなど、学生たちが手作りしたものです。
2011/11/30 人間福祉学科講演会 いせひでこ氏「いのちをみつめて」
[聖学院大学(人間福祉学科)] 投稿日時:2011/11/02(水) 11:56
大震災を機に『木の赤ちゃんズ』を出版した、絵本作家のいせひでこ氏を招いて
講演会「いのちをみつめて」を開催します
※事前予約不要・入場無料
←クリックすると拡大されます(PDF)
【講演内容】
いせひでこ氏は、3・11の東日本大震災と福島原発事故を機に、あえて鉛筆だけで描いた、小さな絵本『木の赤ちゃんズ』(平凡社)を緊急に出版、その200冊を携えて被災地を訪問しました。
この本は、あの日以降、生業を奪われた被災者、障がいのある人たち、赤ちゃんたち、牛や木たちの「生きよう」の思いの強さに目をみはるものを感じ、神経を集中して書き上げた作品です。
今回の講演では、未来に祈りを込めて、子どもたちとお腹に赤ちゃんのいる人のことを考えながら描いたという、この作品の制作の過程を語っていただきます。
いせ氏は講演にあたり、「若い人たちにこそ、いのちの話は伝えていきたい」と語ってくれています。
【講演者プロフィール】
いせ ひでこ
画家、絵本作家。1949年生まれ。東京藝術大学卒業。
童話『マキちゃんのえにっき』(第26回野間児童文芸新人賞)、宮沢賢治の絵本『水仙月の四日』(第43回産経児童出版文化賞美術賞)、絵本『ルリユールおじさん』(第38回講談社出版文化賞絵本賞)のほか、エッセイ『カザルスへの旅』『ふたりのゴッホ』『旅する絵描き パリからの手紙』などがある。
※2009年11月には、「絵本・物語ができるまで」と題して講演していただきました。
>>人間福祉学科のHPはこちら
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