聖学院 On-line Information 2012/5
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【報告】「桜プロジェクト」参加学生の感想 ~その1
[聖学院大学] 投稿日時:2012/05/14(月) 11:26
被災地支援「桜の鉢植え」を釜石市に届ける「桜プロジェクト」(報告 ~その1) (4/21~22)
参加した学生の感想文より、「参加した理由」「感想」「今後」について抜粋したものを順次ご紹介します。(順不同/文末不統一)
◇ 人文学部欧米文化学科4年
【参加した理由】
復興支援ボランティアチームメンバーの学生発案の鵜住居地区に桜を届け心の復興を図る「桜プロジェクト」に賛同したこと、復興のために自分に出来る事を行いたいということから。
【感想】
鵜住居地区を訪れたのは3回目。
参加人数が最多。21日に宝来館で実施したイベントに参加したお子さんが1人だったこと、取材が入ったことなど今までとは違うこともいくつかありそれらのことにも私は戸惑ってしまった。今後は、今まで以上に臨機応変に行動できるようになることが私自身の課題であると私は感じた。
ありがたいと感じたこと、嬉しかったこと
1つ目は鵜住居での活動の参加人数が最多であり、今回初参加の学生の多くが新たな仲間となったこと。
2つ目は、宝来館でのイベントに大勢の方が参加してくださったこと。
3つ目は、2月に行った視察の際に実施した交流会に参加してくださった女の子とそのお祖母さんが宝来館でのイベントに足を運んでくださったこと。
4つ目は、宝来館の女将である岩崎さんや番頭である伊藤さんを始めとした方々が私達のために色々と良くしてくださったこと。
本来復興支援のために私達は鵜住居を訪れたわけであるのだが、逆に支えられることや現地の状況や伝統文化などを教えていただくなど与えられることがあった。一方的に何かを与えたり支援をしたりするのではなく互いに交流を持ち、互いに与え合ったり支え合ったりする関係にあるということに私は改めて気が付き今後もこのような繋がりを大切にしながら復興支援のボランティア活動を行っていきたいと思った。
【今後】
今回気が付いたことや学んだことを活かし、人と人とのつながりを大切にしながら今後も復興支援ボランティアに取り組んでいきたいと思う。
◆ 人間福祉学部児童学科4年
【参加した理由】
ボランティアチームに所属している中で桜プロジェクトの存在を知り、参加をすることに決意。
就職活動を通して、ずっと人に役に立ちたいという思いがありました。言葉では、人に役に立つことを何度でも言えます。しかし、実際自分の目でしっかり見て、被災地の方と活動することにより、そして被災をした現場を見ることにより、人に役に立つという本当の意味がわかり確信。
【感想】
現地の活動を通して、被災地の方から、たくさんの元気や笑顔をいただいた。
仮設住宅に住んでいる方々に桜を届けた時に、笑顔で受け取ってくれたことが印象的。
人と人の繋がりを深く感じることができました。人は、誰かの支えなしでは生きることもできません。お互い助け合い、優しさが溢れることで、より良い社会の構築にもつながると思います。
【今後】
今後、私は人に役に立つことを軸に就職活動をしていきたいと思っています。私は、桜プロジェクトが転機でもあります。チームに所属をし、これからも復興支援のサポートをしていきたいと思っています。
◇ 人間福祉学部人間福祉学科3年
【参加した理由】
昨年も、陸前高田でお菓子工場でボランティア。実際に被災地での光景とテレビで見る光景との差が圧倒的に違い、被災地に行ってみないとわからないことがあり、・・・(中略)。お互い知らない立場だけど「出会い」は大切。学校のボランティアを通して相手の立場がわかり困っている中、今回の桜プロジェクトに参加。
【感想】
最初は、うまく被災者たちと作業が出来るか不安もありましたが、みなさん盆栽を一つ一つ丁寧に作業をし、その中で自分の家に持って帰る物も作り笑顔がありました。
【今後】
ボランティア活動は、人が困っている所で無料で行う作業ですが、いろんな人たちと会い経験や体験が出来、作業が終わった時の達成感にも繋がりそこで得た事が後でいろんな人に話すことが出来る活動だと思いました。
◆ 人文学部欧米文化学科2年
【参加した理由】
実はもともとボランティアに興味があった訳ではありませんでした。興味を持つようになったきっかけをくれたのは、大学受験の時にお世話になった塾の先生の影響です。
「人のために生きる」ということを教えてくれました。
何の特技もない私に何が出来るのかと悩んでいました。そんな時に授業中にこのプロジェクトを知り、参加したいと思ったのがきっかけです。
【感想】
現地に行ってみて初めに感じたことは、率直に実感が湧かなかったということです。テレビでは何度も被災地の映像は見ていたのに、実際行ってみるとその場所に津波が来て、すべてを流してしまったことを想像できませんでした。
釜石市鵜住居の方々と交流して、どの方もとても明るくて、ひと思いで、良い人ばかりでした。
逆に私が元気をもらっている様でした。ただ一つ思ったことは誰よりも命の重さを理解しているということです。
海底から引き揚げた塩水で塩を作り、(宝来館の)女将さんが作ってくださった海苔を塩お結びとして頂いて、今まで食べたお結びの中で一番美味しいと思いました。
自然の恐ろしさを知っていても、人間は自然の穏健を貰わないと生きていけないと思います。どんなに似せて作ってもかなわないです。だからこそ人間は自然を大切にしなければならないのです。これからの社会を担う私達若者の課題だと思います。
【今後】
何年も経ってしまえば、震災のことも忘れ去られて、ニュースで放送されること無くなってしまうと思います。わたしは長い将来も関係を持てる繋がりを作っていくことが大切だと思います。
今までわたしは現地の方に何かを与えることで交流をしていくことだと思っていました。しかし今回桜プロジェクトに参加して、得るものがたくさんあったと思います。本来、繋がりや絆とは、一方が与えているばかりでは他方はしてもらっているや申し訳ないという気持ちが生まれると思います。
与えて、貰う、Give and Takeをして絆を作っていくことが大切だと思います。今後、より良い繋がり、絆づくりをしていきたいです。
>>【報告】「桜プロジェクト」参加学生の感想 ~その2 はこちら
>>【報告】「桜プロジェクト」参加学生の感想 ~その3 はこちら
>>「桜プロジェクト」に関するプレスリリース記事はこちら
5/18-20 岩手県釜石市鵜住居 ボランティアスタディバスツアー参加者募集
[聖学院大学] 投稿日時:2012/05/12(土) 09:18
東日本大震災復興支援
聖学院大学 ボランティア スタディバスツアー
あそびのひろば & お掃除ボランティア in 岩手県 釜石市 鵜住居
岩手県釜石市鵜住居で、「う~の あそびのひろば」で子どもたちと一緒に遊ぶ活動のお手伝いと、自然再生のためのお掃除ボランティアを募集します。
参加ご希望の方は下の募集要項をよく読んで、ファックス・Eメール・申込フォームからお申込ください。
皆様のご参加お待ちしています。
↑クリックすると拡大されます(PDF)↑
【募集要項】
実施期間: 2012年5月18日(金)夜~20日(日)夜 【18日夜はバス車中泊】
※18日22:00宮原駅西口出発→20日22:00大宮駅西口帰着予定
(帰路は国道45号線を下り、被災地各地を見学予定)
募集定員: 20名 5月16日(水)16:00締切 ※期日前でも定員に達し次第、締切ります
参 加 費: 1名8,000円 交通費・宿泊代・食事代(4食)込み(移動中の食事は除く) / 他は自己負担
※社会福祉協議会のボランティア活動保健(天災B 720円 加入年度内有効)への
加入費用が別途必要となります
※参加費と保険料は当日現金でお支払いいただきます。おつりの無いよう準備してください
申込要件: ●18歳以上の方(1名参加の場合)
※20歳以下は保護者承諾書要
18歳以下は保護者(20歳以上)同伴にて参加可能(各々申込書提出)
●責任と自覚をもって他と協力し、団体行動ができる方
●心身ともに健康で体力に自信があり、2泊3日(車中1泊を含む)の日程が可能な方
●上尾市、さいたま市にお住まいの方を優先いたしますのでご了承ください。
活動場所: 岩手県釜石市鵜住居地区
活動内容: 同地区仮設商店街における、こども対象のあそびのひろばの実施
旅館「宝来館」近隣地区の被災した自然再生のためのお掃除ボランティア活動(雨天決行)
他
宿泊場所: 釜石市旅館 「宝来館」
持 ち 物: 作業ができる動きやすい服装・雨具・セーフティインソール(金属板入り中敷き)入り安全靴
または長靴・耐油グローブ・軍手・タオル・ゴーグル・マスク(防塵)・帽子・着替え・下着 など
主 催: 聖学院大学ボランティア活動支援センター
参加申込書をFAXまたはE-mailにて以下の連絡先まで送付してください。
詳細は申込後にご連絡します
→申込書PDFダウンロード
申し込み用紙提出・相談先:
聖学院大学 ボランティア支援課
FAX: 048-781-0094
E-mail: vol-sup*seigakuin-univ.ac.jp(*→@に変えてください)
→申し込みフォームはコチラ
NHKニュース「被災した子どもの心を癒したい」で聖学院大学こども心理学科紹介
投稿日時:2012/05/09(水) 17:28
(※5月9日はNHK福島で放映予定)
(※6月12日はNHK仙台放送局 総合テレビ「てれまさむね」の中で放映予定)
紹介された学生はこども心理学科の「木村龍成くん」と「藤川友帆さん」です。
木村さんは宮城県東松島市の出身、スクールカウンセラーになりたいと、『新聞奨学生』をしながら大学に通っています。
家族は無事でしたが、実家は津波で被災しました。
木村さんは勉強を続けて、将来はふるさとで子どもたちの心のケアに当たりたいと考えて、本学科に入学しました。
こども心理学科ではボランティア活動にも力を入れています。
藤川さんは「子どもを支えた、笑顔になってほしい」という思いで、先月行われたボランティアに参加しました。4月末には、岩手県釜石市の仮設住宅に住んでいる人に桜の苗を届け、被災した子どもにも接しました。
また、こども心理学科の教授で、臨床発達心理士でもある、金谷京子先生の授業の様子も紹介されました。
この授業では、学生たちが「災害時に子どもはどのような状態になるのか、大人はどう接すれば良いのか」について話し合いました。
NHK首都圏ネットワーク:詳しくはコチラ↓
http://www.nhk.or.jp/shutoken/net/report/20120508.html
聖学院大学:桜の鉢植えを釜石市に届ける「桜プロジェクト」のプレスリリース↓
http://seigakuin.d2.r-cms.jp/blog_detail/blog_id=6&id=661
聖学院大学:こども心理学科特別ページ↓
http://www.seigakuin.jp/camp/kodomo/index.php
聖学院大学:こども心理学科facebook↓
https://www.facebook.com/psychology.Children
聖学院大学復興支援ボランティアチームfacebook↓
https://www.facebook.com/seigakuin.vc
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