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聖学院 On-line Information

「児童訪問ボランティア派遣in 岩手県田野畑村・野田村」第5回報告 [聖学院大学(こども心理学科)]

投稿日時:2013/01/30(水) 11:46

「児童訪問ボランティア派遣in 岩手県田野畑村・野田村」第5回

 日 時 2012年11月14日(水)~17日(土)
訪問先 1.田野畑村立たのはた児童館(16日) (第4回訪問先)
参加者 Y.Y(こども心理学科1年)、M.S(こども心理学科1年)、T.S(児童学科1年)、R.A(児童学科4年)、H.S(政治経済学科4年)、島村宣生(NPO/担当理事) 以上6名
 
【実施内容~プログラム~(50分)】
テーマ 『勤労感謝の日』
登場  トレール
自己紹介
読み聞かせ「不思議な風船」
ゲーム「ジャンケン列車」「郵便屋さんリレー」
サプライズ ウシ・トラ・キョウリュウと遊ぼう
お別れ あ・り・が・と・う

 
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サプライズ 「ウシ・トラ・キョウリュウと遊ぼう」


【感想】(抜粋)
「たのはた児童館を訪問して」・・・・・Y.Y(こども心理学科1年)
 *4回目の参加
 今回で4回目のこの園は、前回の盛り上がりをもう一度!という思いと、11月にはこの園しかないので全力で尽くそうという気持ちで、いつも以上に気合を入れていどみました。

 

 「不思議な青い風船」のお話は、思っていた以上に良い反応をしてくれたのが印象的だ。
 

 悔しいほどに・・・それぞれのお兄さんたちは自分のキャラクターを活かして子どもたちに囲まれていた。今回初参加のTお兄さんには前回、お兄さんを怖がって先生から離れなかった子も自分から近づいて行ったほどだ。
 

 全プログラムを終えて「バイバイ」にしようとすると、子どもたちが練習中の踊りを見せてくれた。本当にうれしかった。子どもたちの成長を見れていると思った。次はさらに!という気持ちになった。
 

 今回の活動直後に、「あそこはああすればよかった」など、反省点を自然と話し合う空気になったのがよかったと思う。
 

 

「二度目の訪問ボランティア」・・・・・M.S(こども心理学科1年)
 *2回目の参加
 前回と違う点は今回は、道具をあまり使わずに、体を思いっきり使うゲームであったということでした。その点でも喜んでもらえたのかなと感じました。

 

 交流の時には前回より長く時間を取ることができ「もっとやって」と言う子どももいて、子どもたちに喜んでもらえたのではないかと思いました。
 

 前に行った時とは違った地域に行かせてもらいましたが、まだまだ修復が進んでおらず、こんなに地域により変わるのだと心が痛くなりました。
 

 次回、訪問ボランティアに参加する際にはまた新しいこともどんどん取り入れて引き続き子どもたちに喜んでもらえるような企画をしたいと思いました。
 

 

「被災地と子どもたちの姿」・・・・・T.S(児童学科1年)
 *初参加
 被災地へ行くのは初めてで、どんな状態かは全くわかりませんでした。
 ここまでひどいものなのかと心を打たれました。3.11の恐ろしさを肉眼で読み取り、肌で感じ取ることができ良かったと思いました。

 

 訪問するまでは、我々なんかが訪問しても本当にいいのか、震災を体験していない自分なんかが行ってもいいのかと自問自答の繰り返しでしたが、児童館に着くと子どもたちが元気な声で「こんにちは!」と言ってくれて、今までの悩みなど吹き飛び子どもたちに助けられ、私も元気よく挨拶を返すと笑顔で迎えてくれました。
 

 多くの子どもたちは笑顔が絶えずにいたのですが、数人不安を抱えた顔をした子がいて何を言っても返事がなく先生に掴まった状態で、その子が何を考えているのか汲み取ってあげられませんでした。
 

 お別れの時に一人一人の子どもたちを抱っこしてあげて、いろんな子どもたちのいろんな顔を見ることができていい経験になりました。
 

 将来子どもと接する職業に就きたいと考えているので今回の訪問で得ることができた知識を、もっと深めるためにボランティアやいろんな幼稚園への訪問を積極的にしていきたいと思います。
 


「”言葉で表す”こと」・・・・・R.A(児童学科4年)
 *初参加
 どのような言葉なら子どもはわかりやすいのか、何度も何度も練習を重ね、学生ひとり一人が意見を交わせるようになっていった。先生方と学生全員が協力して、一つのものを作り上げていく。そのことがとても楽しく、大きなやりがいを感じていた。
 本番の状況をイメージして、子どもはどこにいるのか、どのように移動するのか、一つひとつの細かい部分まで確認しておく必要性を痛感した。

 

 緊張していたが、とにかく”楽しもう”と自分に言い聞かせて臨んでいった。
 ゲームの時間では、実際に子どもと行うことで気づいた点がいくつもあった。

 

 このボランティアでは、子どもと関わることに加えて”被災地を実際に訪問する”ことにも大きな意味があった。教員採用試験の勉強をしていく中でも、震災をうけて教師として子どもに何を伝えられるのかなどを考えてきていたため、実際の場所に行きたいと、かねてから強く思っていた。
 だが、津波で流された現場を実際に見て、どういった感情をそこに入れれば良いのかわからなかったのが、正直なところである。
 様々な報道を通じて被災地の様子は何度も見てきたが、やはりその場所に行ってその空間を感じることは、テレビや写真で見る以上に、私に”今”を押し付けてきた。初めて被災地を訪れた今回の、この気持ちを忘れずに、次回も向き合っていきたい。

 

 実習のように一定期間子どもと関わり、子どものことを知ってからであれば、今回のようなゲームは経験してきている。しかし、”初めて出会う”子どもたちに対してこういった活動をすることは初めてであった。
 教育者にも演じるという役者の面はあるが、そこからは少し離れた、より役者に近い”役者”を経験したという感覚があった。


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読み聞かせ「不思議な風船」



「人の弱さと子供たちの元気」・・・・・H.S(政治経済学科4年)
 *2回目の参加
 2回目ということで前回の時よりは少し楽な気持ちで行くことができましたが、今回は学校であまり集まることができなく、一連の流れが確認できない状態で被災地へ向かったので不安な気持ちもありました。

 

 やっている中で私たちが行わなければいけない子供たちの誘導を園の先生方にやっていただき、私たちの力のなさを痛感いたしました。
 私たちは学校の行事や、個人的に来ているわけではなくいろんな人の支えや後押しがあって成り立っているものだと改めて感じる児童ボランティアでした。

 

 東北の人々は前向きに元気に一日一日を大切に生きていると感じました。それを見ていると、私たちが悩んでいることなど小さいものだと感じます。


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防波堤を歩く


>>「第1回」報告は こちら
>>「第2回」報告は こちら
>>「第3回」報告は こちら
>>「第4回」報告は こちら

>>「第6回」報告は こちら


>>こども心理学科ホームページは こちら

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