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日本語弁論大会(2012/12/5)について留学生によるレポート [聖学院大学]
投稿日時:2013/01/26(土) 11:00
留学生日本語弁論大会についての感想 (日本文化学科2年 トウ ショウシン)
12月5日水曜日、チャペルで留学生日本語弁論大会が行われた。今回のテーマは、「世界の中の日本―私のイメージ」、「私の主張」、「未来の私」、「私の異文化体験」であった。今回の弁論大会に参加した弁論者とその弁論タイトルは、①チョウ レイエン(中国)の「日本での生活」、②ヨウ シンシン(中国)の「私の就職観」、③イ テウック(韓国)の「未来の私」、④イ ゴンヒ(韓国)の「頑張れニッポン!」、⑤サイ ミカ(中国)の「未来の私」、⑥イ ゴンヒ(韓国)の「頑張れニッポン!」。弁論大会はまず弁論者たちの弁論から始まった。その後、弁論者へのインタビューが行われ、表彰式があった。最後、審査員は弁論者一人一人に対して講評を行った。
弁論の中で一番いいと思ったのはハイキエンさんの「成功への近道」である。彼女は自分自身の経験を通じ、人生は失敗を恐れずどんどん挑戦するべきだと語った。2008年の北京オリンピックをきっかけに、ハイキエンさんは海外へのボランティア活動に参加することにした。現地で、言葉が通じない彼女は様々な困難を越えながら、経験を積み重ね、最後は成功するに至った。ハイキエンさんは弁論を通じ、失敗を恐れずどんどん挑戦するのが成功への近道であることをみんなに伝えた。
ハイキエンさんの弁論が一番いいと思った理由は二つある。一つ目は内容がよかったということである。ハイキエンさんは自分自身の経験を例として用いた。こうしたことで、弁論大会を充実させた上に、聴衆に伝えたいものを伝えやすくしたのである。二つ目は弁論の仕方がよかったということ。ハイキエンさんの弁論は発音もきれいであったし、スピードもちょうどよかった。
弁論大会全体を見ると、もちろん一番、二番の弁論が大変素晴らしかったが、他の弁論者の弁論もよかったと思う。しかし、その中に、日本語も上手で内容も素晴らし合ったのに賞がもられなかった弁論者がいた。なぜ賞がもらえなかったかといえば、スピーチの日本語と普段話している日本語と区別しなかったからである。これはすごく残念だと思う。
>>「第10回聖学院大学留学生日本語弁論大会」については こちら
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