聖学院 On-line Information
2011/12/07第9回聖学院大学留学生日本語弁論大会が開催されました [聖学院大学]
投稿日時:2011/12/09(金) 17:48
12月7日(水)、聖学院大学チャペルにて2011年度第9回聖学院大学 留学生日本語弁論大会が行われ、学生や教職員約100人が発表者のスピーチに耳を傾けました。
留学生日本語弁論大会スピーチの様子
発表者
110J054 シュク ショウショウ(ZHU JINGJING) 学長賞
「中国と日本のプレゼントの違い」
111A203 ヌチャ クトゥク レネ バーバラ(NTCHA KOUTOUCOU WENSA RENEE BARBARA)
日本語教育委員長賞
「日本へ留学して」
111L028 カ セツレン(HE XUELIAN) 国際部長賞
「勇気―人生には不可欠なもの―」
110L113 リ セツイ(LI XUEYI) 健闘賞
「私の異文化体験」
111A201 グィム ティラン(NGHIEM THI LAN) 健闘賞
「私の故郷・福島」
108W051 シン イクキ(SHEN YUCHI) 健闘賞
「飽食と餓死」
111L054 シュ ケツ(ZHU JIE) 健闘賞
「新たな一歩を踏み出そうとする皆さんへ」
111P097 ホウ シンテイ(PENG CENTING) 健闘賞
「惨劇の中、日本への称賛」
弁論大会審査員の先生方と出場者の皆さん
今年、9回目となるこの日本語弁論大会では、「世界の中の日本、私のイメージ」「私の主張」「私の異文化体験」といったテーマに沿って、予選を勝ち抜いた8人の留学生が熱弁をふるいました。
今年はスピーチ内容において、3月に起こった震災に触れた留学生が多く、初めて体験した地震の揺れや、帰国せず日本に残った理由など、様々な視点で語られました。
最優秀賞である学長賞を受賞した日本文化学科2年生シュク ショウショウさん(中国)は、言葉の発音で縁起を担ぐ中国の文化について発表しました。
中国では、傘は“散る”という言葉と発音が似ていることから、プレゼントとしては好まれていないことや、日本では良くないとされている“9”という数字が中国では縁起が良いということを紹介。
日本の文化をさらに勉強すると共に、日本にも中国の文化を知ってほしいとスピーチをしました。
日本語教育委員長賞を受賞した欧米文化学科1年生ヌチャ バーバラさん(ベナン)は、来日当初から現在に至る自分の心の変化をスピーチ。自国の言葉とはまったく違う日本語の印象や、震災の体験を話しました。
国際部長賞を受賞したコミュニティ政策学科1年生カ セツレンさん(中国)は自分自身がコミュニケーションに悩んだことなどを挙げながら、勇気を出して話しかける、勇気を出して自分の選んだ道を生きる、とスピーチしました。
標宣男副学長による講評では、発表者の様々なスピーチを聞きながら、先生ご自身が「異文化体験ができた」と話され、多岐にわたるスピーチの内容もさることながら、発表者全員の熱弁をたたえました。
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