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聖学院 On-line Information

熱中症の予防と対応~保健室より [聖学院大学]

投稿日時:2011/06/21(火) 11:35

暑さの厳しくなるこれからの時期は熱中症をおこしやすくなります
睡眠を良くとり体調管理に気をつけましょう

 

熱中症とは・・・
直射日光だけでなく、日陰であっても気温や湿度の上昇によっておこる身体障害(頭痛、めまい、筋肉のけいれん、意識消失など)です


熱中症には予防が大切です
1.環境条件に応じて運動する
  炎天下での運動は避け、涼しい時間帯に行いましょう
  運動が長時間になる場合は、こまめ(30分毎目安)に休憩をとりましょう

2.こまめに水分を補給する
  水分を補給しないと脱水状態となり、体温調節や、運動能力が低下します
  “喉が渇いた” と思う時には、かなりの水分不足となっていることが! 
  汗と一緒に塩分も失われますので、スポーツドリンクなどがおすすめです

3.暑さに慣らす
  熱中症は、梅雨明けなどの急に暑くなった、体が暑さに慣れていない時に多く発生する傾向にあります
  暑さに慣れるまで、短時間で軽めの運動から始めましょう

4.できるだけ薄着にし、直射日光は帽子などで避ける
  衣類も軽装にし、吸収性や通気性のよいものを選びましょう
  直射日光に当たる場合は帽子を着用し、暑さを防ぎましょう

5.暑さに弱い人は特に注意する
  暑さへの耐性は個人差が大きいので、肥満傾向の人や体力の低下している人、暑さに慣れていない人、熱中症を起こしたことがある人は特に気をつけましょう

6.熱中症対策グッズ(ヒエピタ、保冷剤)の活用
  市販のヒエピタや、冷却シートなどを首の後ろや腋の下に当て体を冷やしておく


熱中症かな?・・・と思ったら
★まずは涼しい場所へ
★衣服をゆるめる
★太い血管のある腋の下、首、足の付け根を冷たいタオルなどで冷やす
★スポーツドリンク、食塩水(0.1~0.2%) などを飲む


熱中症程度・対応
重症度Ⅰ度

症状:めまい・立ちくらみ、筋肉こむら返り(痛い) 、多量の汗
対応:涼しい場所に移動。水分・塩分(スポーツ飲料など)の補給 

重症度Ⅱ度
症状:がんがんする頭痛、嘔気・嘔吐、体がだるい
対応:足を高くして休みます。水分・塩分摂取

重症度Ⅲ度
症状:意識がない、体の痙攣、呼びかけに対し返答がない、フラフラし歩けない、体温が高い
対応:水や氷で冷やします(首、腋の下、足の付け根など)
    すぐに救急車を!!

 


 


 

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