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ブログ 2009/10
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2009/10/16~11/4 賀川豊彦パネル展(展示期間が延長されました)[聖学院 On-line Information]
投稿日時:2009/10/19(月) 17:57
秋のキリスト教週間の一環として、10月16日(金)~11月4日(水)まで聖学院大学チャペルにて賀川豊彦パネル展が開かれています。
(※展示期間が延長しました)
パネル展エントランス付近
賀川豊彦の功績を紹介するパネル
賀川豊彦は福祉の向上や、教育活動、社会運動、人権運動、宣教活動といった様々な分野に多大な功績を残した人物です。パネル展は賀川豊彦の人生と功績、共に活動した仲間たちについて写真等で振り返るものとなっています。
また秋のキリスト教週間に合わせて、賀川豊彦の代表作を映画化した「死線を越えて」をチャペルで上映することも決まっています。
2009/10/14 欧米文化学科AH「ハロウィーン」[聖学院 On-line Information]
投稿日時:2009/10/16(金) 15:29
10月14日(水)アセンブリーアワーで、欧米文化学科の1年生がハロウィーンで飾られるジャックオーランタン(かぼちゃで作られた提灯)作りに挑戦しました。この催しは、毎年ハロウィーンが近づくこの時期に行われています。
マジックペンで「顔」の下書き
下書きにそってナイフでくり貫く様子
一年生はまず3、4人ずつチームになり、先生方と一緒にかぼちゃにマジックペンでジャックオーランタンの「顔」となる部分を下書きしていきます。その後、ナイフやスプーンを使って、ジャックオーランタンの「目」、「口」、「鼻」などをくりぬいていきます。
生のままのかぼちゃをくり貫いていく作業は、大変力を使う作業ですが、一年生の皆さんは協力し合って楽しそうに行っていました。
できあがった後は、ランタンの中にロウソク入れ、火を灯しました。その様子に、歓声を上げながら写真を撮る一年生もいました。
火を灯したジャックオーランタン
ジャックオーランタンを実際に作るといった経験は日本ではなかなかできることではありません。こうした催しを通して欧米の文化に触れられることは、欧米文化学科の一年生にとって貴重な体験になったのではないでしょうか。
その後出来上がったジャックオーランタンは、聖学院大学の職員が働く各課に配られ、飾られています。
第20回関東学生新人陸上大会でニ種目に入賞しました。[聖学院 On-line Information]
投稿日時:2009/10/14(水) 10:13
9月18日~20日迄、国立競技場で開催された標記大会において自学陸上競技部が2種目で入賞しました。
女子やり投げでは、一条真愛さん(欧米2年)が43m36で6位。さらに女子1600mリレーでは松澤奈美さん(人福3年)、木村祥さん(欧米2年)、佐藤ちひろさん(児童1年)、喜田以杏さん(欧米1年)のリレーメンバーが8位となりました。
吉田幸二監督の指導のもとトラックでも頭角をあらわしてきた聖学院大学陸上競技部。今後の活躍にご期待ください。
10/7児童学科AH報告「重い障害がある子どもとのコミュニケーション」[聖学院 On-line Information]
投稿日時:2009/10/13(火) 11:14
10月7日(水)アセンブリー・アワーの時間に7401教室において、「重い障害がある子どもとのコミュニケーション」について講演会が行われました。
講師は、国立大学法人宇都宮大学教育学部で特別支援教育講座を担当されている岡澤 慎一先生。
先生は、重症心身障害児施設で出会ったNさんとの6年間の係わりを通して、人と人と係わるにはまず、「自分自身が変らないといけない」ということを語ってくださいました。
先生は、大学院1年生の時に、初めてこのNさんに出会いました。そして、食事介助で自らスプーンを持てないNさんに対して行った介助は、スプーンを持たせて食べさせること。すると、Nさんは、食べるとすぐにスプーンを放して、体を揺すったり、頭を突くなどの行動を起こし、食べるのを促しても拒否してしまったそうです。
どう係わっていったらよいか悩んでいる時に、先生が出会ったのが「相互障害状況」と「相互補正」という考え方。相手を変える前に、係わり手の変化が必要、自分自身を問い直していくことが大切ということでした。
そこで、先生は、まずNさんの視線の動きを見てみることにしました。Nさんの視線の先にあるもの(食べ物)を食べるように促してみる。そういう係わりを繰り返していくうちに、Nさんの視線がはっきりしてきて、さらには食べ物、食器に手を伸ばすようになり、また、ごはんをおにぎりにすると自らつかんで食べるようになったそうです。そういったNさん自身から食事に対して能動的、主体的に取り組むようになった頃には、頭を突いたり、体を揺するような行動もなくなっていました。
先生は、「かかわり」という言葉を「人と人とがかかわる」という意味で敢えて「人偏」を使った「係わり」という表現をされています。
そして、この重い障害を持ったNさんとの6年間の係わりで経験したことを「子ども」と接することについても、次のように語っておられました。
● 「こんなことができるはずはない」などといった思い込み、「全て理解している」と思っていたことは問い直していく必要がある。子どもの行動をしっかり見ていくことが大切。固定的な見方は、子どもの本来の行動を見えなくしている。正面からだけではなく、斜めから、また横から見ていくこと。
● 子どもの行動、一つ一つに意味があり、それらを考えていこうとする努力が大切。そして、その行動を叙述し、気持ちを代弁していくこと。それらを重ねていくことで、子どもの理解に近づいていくことができる。子どもがどんな思いでいるのか、思いを寄せることが大切。
● その人なりの「話し言葉」があり、表情の変化など様々なものを「言葉」として受信することが大切。その発する信号(自成信号)を読み取ることがコミュニケーションへとつながる。
● 係わり手が変っていけば、コミュニケーションは成立していく。
● 子どもとの係わりに対する自分自身の在り方を問い直していくことが大切。
<学生の感想より>
重症心身障害者の方の変化を段階を追って見ることができてラッキーだと思いました。一歩ずつできなかった事ができるようになり,“いい顔”をみせてもらえる。その喜びは係わりを持ち続けなければ,生れはしないものだと感じました。そしてあきらめず,向き合うことが,障害をもつ方との係わり合いを深くする第一歩なのだと感じました。とても大変な仕事だとは思う。正直に言って自分はどう係わったらいいかわからず,近づくこともできなかったはずです。しかし喜びを知り,自分が成長していく中で係わりをもつ相手も成長してくれたらそれはロマンチックなものになると感じました。貴重なお話をありがとうございました。(S.M)
人との係わり合いをもつには自分のあり方も考えなくてはいけないことを改めて感じました。障害をもつ人と係わる時に,その人が困っていたりするのはわかっていたが,その時,私たちのような係わる人も困っている時があり,それを相互障害状況ということははじめて知りました。私たちがすべてのことをしてあげるのではなく,障害をもつ人たちが自分からできることを増やしたり,拡がりをもてるような状況を作ることのほうが大事であることを学びました。コミュニケーションの手段に価値観の優劣がないという言葉にとても考えさせられました。(Y.M)
「障害」についての意識が大きく変わり,とても有意義な90分間でした。私は障害をもつ方に対し,全くかわいそうだという感情はありません。しかし,この考えは今まで漠然としたものでした。ですが,今回ではっきりしたのは係わり手が状況を読み,自らの在り方を問い行動することで相互輔生することができるということ,すなわち多くの人がかわいそうと感じる障害は,係わり手や周囲の状況と深く関係していて,それらがよい方向へ変ることで障害も軽減していくのだということです。
行動を単体として見てかわいそうと感じることは,とても表面的かつあさはかだと思います。すべては文脈の中の一つであって,私たちはその流れの中での立ち位置を意識していくことが大切なのだと岡澤先生の話から感じました。(T.Y)
第19回鮎川哲也賞を受賞(聖学院大学日本文化学科出身の相沢さん)[聖学院 On-line Information]
投稿日時:2009/10/06(火) 18:25
日本文化学科出身の相沢沙呼(さこ)さんが、第19回鮎川哲也賞を受賞しました。
受賞作『午前零時のサンドリヨン』は10月10日に出版されます。
東京創元社 鮎川哲也賞
http://www.tsogen.co.jp/ayukawasho/index.html
東京創元社 『午前零時のサンドリヨン』
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488024499
相沢さんは102J、本学科で学び、小説の取材、マジックの本場を見たい、等の希望をかなえるために中退後英国に半年ほど出かけたのち帰国。帰国後はフリーのプログラマーとして種々の仕事をこなす傍ら、小説を執筆。今回の受賞となりました。
きたるヴェリタス祭には来学予定です。サイン会も開催します。
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