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聖学院プレスリリース 2012/1

【プレスリリース】被災地の「こどもの心のケア」支援スタート。支援者向け冊子配布他

[プレスリリース] 投稿日時:2012/01/19(木) 15:32

聖学院大学、被災地の「こどもの心のケア」支援をスタート。
支援者向け冊子の配布、学生の絵本読み聞かせを展開

 

聖学院大学(埼玉県上尾市・学長 阿久戸光晴)は、東日本大震災被災地において、こどもの心のケアを支援する活動をスタートします。これは被災地で心の傷を持つこどもの心のケアを実践的に学ぶ「人間福祉学部こども心理学科」(http://bit.ly/xN3zrk)の開設にあわせたものです。

これに先立ち、被災地でのニーズ調査を行いました。家族や保育士、教師などの支援者に向けた冊子『こどもの心にそっと寄り添う-被災地のこどものケア-』(http://bit.ly/ycoupn)(無料)の配布に取り組み、学科開設以後は、学生による絵本の読み聞かせや遊びなど被災地でのボランティア活動を行いながら実践的に心のケアを学んでいくプログラムを実施します。


【具体的支援活動】
1. 2012年2月に支援者・家族向けの冊子『こどもの心にそっと寄り添う-被災地のこどものケア-』を無料配布します。本冊子は、2月上旬発行、被災地の幼稚園、保育園、小学校のほか役所、ボランティアセンターに無償配布します。配布先については1月に現地に行きニーズ調査を実施しました。申し込み方法は広報課(電話048-780-1707)または聖学院大学ホームページで告知します。

 

2. 学科開設4月以後は被災地での絵本の読み聞かせや遊びを通じたボランティア活動で実践的にこどもに寄り添う心のケアを学びます。これは単にボランティア活動に終わるのではなく、それに参加した学生が省察と報告を通じて学びにつなげていく「サービスラーニング」という形を作り、大学として継続的な支援ができるようにします。
 

3. これらの学生たちの活動に加え、本学のカウンセリングの専門家による子どもたちとその支援者の相談に応じます。
 

【背景】東日本大震災から10ヶ月、継続的な復興支援とともに被災者とそれを支援する人への「心のケア」が重要になっています。聖学院大学ではこれまで被災者と支援者への心のケアとして、埼玉県加須市で避難生活を続ける福島県双葉町の子どもたちとの遊びや学習支援を教員と学生が一緒に行っています。(http://bit.ly/zsS55X

また本学スピリチュアルケア専門の教員が被災者と支援者の心のケアを個別に行ってきました。それを元に本学が2011年11月に『被災者と支援者のために心のケア』(http://bit.ly/y1xAMK)を出版し、反響を呼んでいます。

 

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■聖学院大学(学長:阿久戸光晴 住所:埼玉県上尾市戸崎1番1号)http://www.seigakuin.jp
1988年設立。大学は3学部7学科(政治経済/コミュニティ政策/欧米文化/日本文化/児童/こども心理<2012年度開設>/人間福祉)のほか、大学院、総合研究所を有する

 
■ 人間福祉学部こども心理学科 http://www.seigakuin.jp/contents/faculty/dcpd/
心理学の専門知識や技能に基づき、被災地などで心の傷を持つこどもの心理ケアを実践的に十分できるように学ぶことを目的に、2012年4月から開設。募集定員80名。

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 [取材のお問い合わせ] 聖学院大学広報企画部広報課
電話(ダイヤルイン) 048-780-1707   FAX   048-725-6891
問合せフォーム http://www.seig.ac.jp/frm/seigfrm.htm

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