聖学院大学 創立20周年記念
2008/11/07 講演会報告「なぜホスピスが必要か」(日野原重明氏) [創立記念行事紹介]
投稿日時:2008/11/07(金) 20:39
今回は、人間福祉学科が主催の講演会。
11月7日(金)午後2時より、聖路加国際病院理事長の日野原重明氏に、ホスピスの必要性についての、ご講演をいただきました。
この講演会は、平日の昼間にもかかわらず、外部からの来場者が多く、入場者は約800名となりました。
特に、比較的高齢の方の出席が多く、本学の学生と一緒になって、日野原先生の講演に、熱心に耳を傾けました。
また、講演会の後、サイン会が行われ、長蛇の列が続きました。
■講演案内「なぜホスピスが必要か」
講演は、大スクリーンを利用して行われました。
先生とホスピス患者との接し方を通して、先生がおっしゃる、「ホスピスは生きるための場所であって、死ぬための場所ではない」ということがよく理解できました。97歳という年齢を感じさせないお元気な先生のお話しをお聞きし、いのちの大切さを改めて教えられ、また子ども達にもいのちの教える教育の大切さを再確認しました。
先生は現在、新しい老人の生き方を追及する「新老人の会」の会長でもあります。当日は「新老人の会」へのお誘いパンフレットも配られ、会の目標と様々な活動について知る機会が与えられました。