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聖学院 On-line Information

10/17聖学院大学創立記念講演会「エネルギー問題の源流―鯰と黒船―」 [聖学院大学]

投稿日時:2012/10/17(水) 15:19

10月17日(水)、聖学院大学チャペルにて副学長・政治経済学部長 標宣男先生による「エネルギー問題の源流―鯰と黒船―」と題した創立記念講演会が行われました。
この講演会には、政治経済学部と人文学部の学生が出席しました。



        標 宣男先生による講演の様子

講演会では幕末期、黒船によってもたらされた蒸気機関に、現代のエネルギー問題の源流がすべて含まれていると説明、エネルギーの安全性と経済性が対立した東日本大震災での原発事故についても話されました。
また、幕末の江戸の人々の不安を表した鯰絵の流行を紹介、天災と人との関わりについて言及しました。


標先生は、黒船や鯰を、原発事故や震災と対比。江戸時代の人々が、黒船や鯰を世の中の変化の予兆として捉えたことに注目しました。
現代でも震災や原発事故は世の中が変化する契機ではないだろうか、と標先生は語られ、これからの私達日本人の生き方についても、問題提起されました。

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