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聖学院 On-line Information

クールビズ就活フェスティバル2012

投稿日時:2012/08/27(月) 19:25

8月27日(月)、夏休みの中、キャリアサポートセンター主催の未内定の4年生向けキャリア支援プログラム、「クールビズ就活フェスティバル」を開催いたしました。

このプログラムは昨年より実施していて今年が2回目の開催です。

既存の就活だけでは自分の良さを伝えきれない不器用だけど実は優秀な学生の、活き活きとした姿を企業の皆様にお見せして、学生にはもうひと頑張りのモチベーションを与えようという主旨ではじめたプログラムです。
 
プログラムはNPOカタリバの今村亮さんの講演からスタートしました。



回答者の66%が「自分はダメな人間だと思う」と答え、47%が「私は人並みの能力がある」と思わないと答え、そして「私の参加により変えてほしい社会現象が少し変えられるかも知れない」と思わないと答えた若者が68%という現状のお話は衝撃でした。自己肯定ができず自己効力感の低い若者たち、そうした日本の若者の状況を問題視し、高校生の意識を変えてモチベーションのスイッチを入れることをミッションとしたカタリバの活動を紹介しながら、誰かのために働くことで自分も学び、成長していけるという内容のご講演をいただきました。

簡単なグループワークを加えての内容でしたが、自己紹介での「自分が高校生の時のことを話してください」というテーマには企業の皆様は苦笑いしながらも大いに盛り上がっていました。

講演の後のプログラムは、場所を代えて、企業の皆様と学生とで丸テーブルを囲んでのグループディスカッション。

今村さんの講演を聞かれた後なので、「誰かのために、自分を活かす」というテーマでの対話は大変深まったようでした。そして、焼きそばやサンドイッチなど軽食を取りながらその対話の内容をシェアしました。

次のプログラムはグループ対抗でのゲーム対決。

今回はゆでる前のスパゲッティを使ってタワーをつくり、最上部にマシュマロをのせてその高さを競う「マシュマロ・チャレンジ」というゲームに挑戦しました。



ゲームは大いに盛り上がり、企業の皆様にも学生諸君にもグループの一体感を感じていただけたと思います。
 
そして最後のプログラムが企業説明会。対話をして、チームを組んでゲームをしてからの企業説明会は、いつもと違う意味のある説明会になったと思います。
 
※クールビズ就活フェスティバル という名前の由来:昨年、初開催の時のグループディスカッションで「クールビズについて」をテーマとしました。就活の時に服装で「クールビズ」を推奨する企業がありますが、実際にはどんな服装をすべきかわからないという学生の相談が多かったので昨年のディスカッションのテーマの一つとしました。「クールビズ」で肩ひじ張らずに、素のままの学生の良いところを見ていただけたらいいなと思いイベント名とさせていただきました。

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