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聖学院 On-line Information

朝日新聞で、数学の授業を取り入れている当大学の「入学前準備教育」が紹介されました [聖学院大学]

投稿日時:2012/04/13(金) 10:43

朝日新聞(2012年4月13日付)、「増える入学前授業 AO・推薦入試増加で学力維持課題」の中で聖学院大学が2001年から行っている「入学前準備教育」のことが紹介されました。 ↓





記事の中で、

聖学院大(埼玉県)は、2001年から予備校講師が英語と数学、国語を、中学レベルから教え直す11日間の補習をしている。今年は新入生約600人のうち約210人が受講した。

テキストを独自編集。数学では、とっつきにくい計算式より、図形問題を最初に取り上げるなど、学習意欲にも配慮する。人間福祉学部新入生の森川莉那さん(18)は「文系コースに進んだので、高3の時は数学の授業はなかった。だんだんと思い出した」と手応えをつかんでいた。

と紹介されていました。


その他、


文部科学省によると、11年度の大学入学者59万9407人のうち、AOと推薦による入学者は26万2345人(約44%)と半数。

同省の09年度の調査では、全731大学の約2割にあたる153大が、AO、推薦入学者を対象に入学前の補習授業を実施。

大学に通わせる方法は少数派で、通信教育による小論文や問題集の添削が多い。
 

ということが書かれていました。


今回、取材を受けた背景には次のようなことがあります。 ↓↓↓

「社団法人 日本数学会」が2011 年 4 月から 7 月にかけて全国の大学生約 6000 人を対象 に行った、テスト形式の「大学生数学基本調査」の結果から、「(1)読解・表現など国語力 (2) 抽象的・論理的思考力 (3)知識に対する意欲や忍耐力といった、ごく基本的な能力が学生の間で低下しつつあると」と報告
このことを、朝日新聞(2012年2月24日/教育)「受験NEWS -大学生の4人に1人、「平均」の意味誤解 数学力調査」では、具体的に次のように掲載していました。

 

大学生の4人に1人が、「平均」の意味を正しく理解していない――。そんな結果が、数学教員らでつくる社団法人日本数学会(理事長・宮岡洋一東大教授)が初めて実施したテストで分かった。
 

国公私立の48大学に依頼し、1年生を中心とした5934人にテストを解いてもらいた結果を、同会は「論理を読み取ったり、記述したりする力が不足している」と分析。
 

大学入試や中学・高校の授業で記述式の証明問題を増やすことを提言した。
 


このことを受けて、今回、数学の授業を持ち、基礎を確認する授業を展開している当大学の「入学前準備教育」が取材を受けました。

4/13付の記事の中で、「大学に通わせる方法は少数派」ということが書かれてありましたが、当大学は「11日間のスクーリング制」だということも大きな特徴です。



 

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