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聖学院 On-line Information

2011/11/16 政治経済学科講演会「激動する中東情勢を読み解く」(報告) [聖学院大学(政治経済学科)]

投稿日時:2011/11/21(月) 16:51



11月16日(水)、政治経済学科主催「激動する中東情勢を読み解く―アラブの春、あるテロリストの死」と題した講演会が行われました。
講演者には、中東研究・国際政治を専門とする評論家 高橋和夫氏をお招きし、アラブの春やビンラディン殺害といった激動の中東情勢について語っていただきました。



 


高橋氏は、中東各国の現地で飛び交う政治的ジョークや人々の生活について紹介、アラブの春が起こった背景を説明しました。

民衆によって起きたチュニジア、エジプトでの革命は、強力な指導者が無くとも、平和的に政治を変えられる可能性を中東諸国に示しました。
高橋氏は、こういった一連の「アラブの春」とよばれた革命は、裏を返せば強力な指導者であったビンラディンの存在が、実際に死ぬ前に政治的には死んでいた、と語りました。






この講演会には、100人以上の学生、地域の方々が参加し、最後に行われた質疑応答ではこれからの中東情勢や、イスラム政党の伸張などについて、活発なやり取りがされました。
また講演後のランチセッションでも、学生たちの質疑応答が続きました。



<参考>
2011/11/16 政治経済学科講演会「激動する中東情勢を読み解く」のお知らせ


10/19政治経済学特論「平和を考える」授業紹介



 

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