聖学院 On-line Information
5/18ジャーナリスト桃井氏講演会「神にゆだねる~地球規模の破壊を前に」報告 [聖学院大学]
投稿日時:2011/05/18(水) 17:21
春のキリスト教週間の一環として、5月18日(水)数々の紛争や地球環境を撮影してきたフォトジャーナリスト桃井和馬氏をお招きして、「神にゆだねる~地球規模の破壊を前に」と題した講演会が行われました。
この講演会には全学科2年生以上の学生約700名が出席しました。
被災地の様子をプロジェクターで紹介する桃井氏
桃井氏はジャーナリストとして、東日本大震災に見舞われた被災地の様子を撮影しました。
講演会では、氏が撮影した写真を交えながら、地震の圧倒的な破壊力や放射能の恐ろしさ、その中でも生活していこうとする被災者たちの姿が紹介されました。
写真を紹介する中で、普段は日本人の顔を撮影しないという桃井氏は、家族に物資を届けるために瓦礫の中を歩く男性の写真を学生たちに見せ、おしなべて同じような顔になってしまった日本人が、震災を通して自分自身の問題と向き合い、「顔が光って見えた」と話しました。
氏はこの写真から、震災が日本人のあり方を変えたことを示しました。
最後に、桃井氏が撮影したものを含む震災の写真に作曲家坂本龍一氏が音楽をつけた4分間のスライドショーでは、出席した学生たちが真剣なまなざしを向け、震災を振り返りました。
桃井和馬 プロフィール
1962年生まれ。写真家、ジャーナリスト。
これまで世界140カ国を取材し、「紛争」「地球環境」などを基軸に、独自の切り口で「文明論」を展開する。講演・講座の他、テレビ・ラジオ出演多数。第32回太陽賞受賞。著書に『すべての命(いのち)にであえてよかった』(日本キリスト教団出版局)、『妻と最後の十日間』(集英社新書)、他多数。2011年度より恵泉女学園大学客員教授。
桃井和馬 公式サイトは こちら から
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