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聖学院 On-line Information

2010/11/17 コミュ二ティ政策学科講演会「憲法と資本主義の現在」 [聖学院大学(コミュニティ政策学科)]

投稿日時:2010/10/29(金) 13:25

11月17日(水)にコミュニティ政策学科設立10周年記念講演会を行います。


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コミュニティ政策学科設立10周年記念講演会
「憲法と資本主義の現在」~「百年に一度の危機」のなかで考える~

 

講演者:杉原 泰雄(一橋大学名誉教授)
コーディネーター:阿久戸 光晴(聖学院大学学長)
日時:11月17日(水) 11:00~12:30(アセンブリーアワー)
会場:聖学院大学チャペル
参加無料
 

講演概要:
私たちは、長期にわたる経済不況と財政破綻の状況下で企業倒産や未曾有
の就職難、またそれに伴う生活の破綻や自死者の増大など人間存在の危機
ともいうべき、「百年に一度の危機」の中にいる。何がその要因なのか。
日本国憲法は、今回のように資本主義体制がしばしば国民の多数を塗炭の
苦しみに追い込んできた状況から守る原理・制度を本来持つ現代資本主義
憲法である。今や、このことを再確認して、「危機」への適格な対応策をともに
考える時である。
市場原理主義の世界化と軍拡を抑止し、「平和国家」と「社会国家」(福祉国家)
の具体化をはかることが何よりも大事なことと思う。そのためには、中央政府の
民主化と地方自治の強化が不可欠となる。危機のときにこそ大学とその学問の
存在理由が問われている。

 

講演者:
杉原 泰雄(一橋大学名誉教授)
一橋大学名誉教授。1930年生。一橋大法学研究科博士課程修了(法学博
士)。同法学部専任講師、助教授、教授を経て法学部長。この間、東京大学
等でも教鞭。駿河台大学名誉教授。全国憲法研究会元代表。主著に『国民
主権の研究』(岩波書店)『人民主権の史的展開』(岩波書店)、『国民主権の
史的展開』(岩波書店)、『平和憲法』(岩波書店)、『憲法と国家論』(有斐閣)、
『地方自治の憲法論』(勁草書房)、『憲法と資本主義』(勁草書房)、憲法と
資本主義の現在』(勁草書房)。
 


【お問合せ先】 企画総務課
事前申込は不要です。

TEL. 048-781-0925
FAX 048-726-2962
 

コミュ二ティ政策学科ホームページは こちら から
 

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