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聖学院 On-line Information

7/9 人間福祉学科 障害者就労継続支援事業「またたびの家」から特別講師 [聖学院大学(人間福祉学科)]

投稿日時:2010/08/25(水) 12:58

現場から学ぶ、当事者から学ぶ

2010年7月9日(金)精神保健福祉論の講義に、特別講師として新潟県魚沼市にある障害者就労継続支援事業B型「またたびの家」の利用者、スタッフの方々6名にいらしていただきました。
 

「またたびの家」のみなさまが特別講師として本学に来るのは今回で6回目です。
今は利用者のことを「当事者」とか「ユーザー」「コンシューマー」などと言うようになっていますが、彼らは山に囲まれ、川が流れ、田畑を耕す自然豊かな地域の中で、障がいを隠すことなく堂々と、生き生きと、そして自分らしく生きている方々です。
 

現場の、そして当事者の生の声は学生たちの心に響き、魂に語りかけるものがあるようです。
この講義をきっかけに精神保健福祉士になろうと思う学生も少なくありません。

 

学生の感想
・障がいを持ってしまってから、いろいろなものを失ってしまったと聞いた時は驚きました。障がいを持っ
 たけれどもそれがマイナスではなく、逆に今がプラスになっていように話しを聞いていて思いました。
 (2年生)
・人と人とのつながりのなかで自分らしくいれることは、自分にとって居心地の良い場なんだと感じまし
 た。目の輝き、 きらきらした自分らしさに出会えるのは素敵なことです。(2年生)
・どんな人にも生きる希望、生きる糧が必要だと今回の講義で再認識することができました。
 生きる希望は生きる喜び。(3年生)
・人は人らしく生きていくことで考えることができ、そこから見えてくるものや見方が変わってくるものな
 のだと感じた。 (3年生)
・またたびの家の仲間同士のつながりが強いと思いました。 お話をしている一言一言がありがたく感
 じました。(2年生)
・「またたびの家」にゼミのみんなで行きたいと思います(2年生)



    
またたびの家の特別講師の皆様 講義終了後のほっとしているところです



    
講義終了後、講師の皆様と昼食会を。講師の「ふるさとさん(ペンネーム)」のお母様が
「ちまき」50個もつくってきてくださいました。
はじめて食する学生も多く食べ方を教わりながらいただきました。おいしく、あっという
間に50個はなくなりました。


    
              講義終了後、昼食会です


    
               特別講師の皆様です

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