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聖学院 On-line Information

大学と市民の共同研究発表会「日高市財政と移送サービス」行われる [聖学院大学(政治経済学科)]

投稿日時:2009/03/13(金) 10:00

2009年3月1日(日)、高麗の郷(埼玉県日高市)にて、大学と市民の共同研究発表会『日高市財政と移送サービス』と題して行われました。


今回のプロジェクトは、日高市議会議員で聖学院大学の卒業生である川田虎男氏が、日高市の財政の課題について、本学政治経済学科高端正幸先生に相談に来られたことをきっかけに始まりました。


高端先生は、政治経済学科の特色でもある少人数授業『政治経済学特講』にこの研究テーマを取り入れ、受講生の学生7名と共に日高市財政の問題点を分析し、今回の市民団体主催の会で研究発表をすることとなりました。


司会を川田虎男日高市議会議員が務められ、下記の研究内容が報告されました。

(1)「市民によるまちづくりと財政学習の意義」日高まちづくりフォーラム
(2)特別講演「日高市財政をどうみるか」講師:高端正幸先生
(3)学生報告「日高市の交通弱者対策と移送サービスの必要性」


学生報告では、高齢者や障がい者の交通手段の問題に着目し、市議会議事録や行政サービス評価の分析、現地での聞き取り調査の成果を披露。
日高市では財政面の理由から市内循環バスが廃止され、高齢者や障がい者にとって病院などの施設に行くことが困難になったが、代替策の検討はなぜ進まないのか──などを掘り下げ、6名が研究成果を報告しました。

 

 

参加者は地域住民の方を中心に、約50名。当初用意されていたイスでは足りなくなるほど多くの方が来場されました。質疑応答では参加者から力のこもった意見が出されるなど、関心の高さ、熱意が伝わってきました。


【関連リンク】
>>政治経済学科ホームページ

 

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